結露が酷いとのお問い合わせをいただきました
お客様から結露で困っているという相談が有りました。現場調査に伺うと確かにひどい結露状態になっています。出窓部分がとくに激しいですね。出窓はガラスが3面になっているので影響を受けやすい場所になります。結露は冬場に室内を暖房すると外部との温度差が激しい場合に発生します。定期的に窓を開けて換気するのが一番いい方法ですが寒い時期はそうもいきませんねそういう場合はガラスを単板から複層ガラスに入れ替えることをお勧めしています。複層ガラスは2枚ガラスの中に空気層を作り外部の寒気の侵入を防ぎ結露発生を抑制する効果が実証されています。商品も到着しましたのでこれから工事に取り掛かります。
複層ガラスとは
複層ガラスは、その名の通り、複数のガラスから構成され、ガラスとガラスの間に空間(中空層)をもたせたガラスの事を言います。ガラスとガラスの間の空間を確保する為、スペーサーと呼ばれる乾燥剤入りの金属部材をガラスとガラスの間にに挟み込んで、その間に乾燥空気を封入してあります。2000年代に入り、省エネ機運の高まりなどから、新築住宅への普及が進んでいます。
窓ガラスを複層ガラスにするメリット
一枚ガラスと比較して、ガラスとガラスの間の空気層が、ダウンジャケットと同じような効果を発揮し断熱効果を期待することができます。断熱効果が高くなると、冬の時期暖房機器等で作られた暖房熱を外に逃がさず同時に外から冷気が伝わるのを防ぐことが可能なため、省エネ効果をぐんと高めます。また「アルゴンガス」を封入した複層ガラスや、真空ガラスなどはより高い断熱性能を期待することができます。
〇結露対策
断熱効果が高くなった複層ガラスは、室内で発生する結露対策にも効果を発揮します。寒い冬や梅雨時に窓に発生する結露は、カーテンや窓枠を汚すだけでなく、喘息・アレルギー症状の原因の一つとなっているカビの発生を助長します。冷たい外気の影響を受けにくい服装ガラスなら不快な結露を防ぐことができます。
取り外し作業①
出窓サッシの障子をはずしてベランダで枠を外し単板硝子から2枚ガラスに入れ替えます。そして元の位置に戻します。簡単に終わりました、1か所の窓当たり15分程度で終了します。出窓の場合両サイドのガラスも有りますので出窓は1か所で30分位掛かります。
取り外し作業②
出窓の両サイドのガラスの入れ替えは少し時間がかかります。ガラスを入れた後ビートというゴム状のものを取り付けてガラスを固定する作業が必要になります。障子の場合はガラスにビートが付いた状態でガラスの入れ替えが可能なのでそれぞれ作業工程に違いが有ります。
ガラスの取付
出窓両サイドのガラスを入れています。ガラスの周りにビートゴムを入れて固定したら終了です。出窓はデザイン的にも美しい外観を作りますが結露しやすいのが欠点ですね。結露を長期間放置しておくと構造体の腐蝕に繋がり家の耐久性にも大きな影響を与えます。湿気でカビが繁殖すると人体にも悪影響を与えます。ぜんそくやアトピーの原因になるとも言われていますので早く対策をとる必要が有ります。
設置完了!
出窓の障子はビート付のガラスを入れ替え元の場所に戻すだけの作業になります。複層ガラスは断熱性、防音性に優れた商品になります、これからの冷暖房費の節約に繋がり省エネな窓ガラスになります。熱の70%は窓から逃げていくと言われています。断熱は窓からと言われるように複層ガラスに交換するだけで室内の環境は大きく変わるでしょう。
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記事内に記載されている金額は2023年11月16日時点での費用となります。
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