現場調査開始
室内で一番危険な個所は階段だと思います。高齢になると気を付けなくてはいけないのが階段の上がり下がりですね。今回のお客様も高齢になりますのでこの機会に階段に手すりを取り付ける決心をされました。階段から転倒される事故もよく聞きますが階段の手すりは絶対必要ですね。備えあれば憂いなしというように安全対策は手摺から考えてみましょう。基本的には手摺を付ける場所はトイレ、浴室、玄関、階段などが挙げられます。その中でも一番必要になるのが階段ですね、1つ間違えれば命に影響を与えますので安全面からも階段には早めの手摺取り付けをお勧めします。今回の階段は左右どちらに付けるのか検討した結果右にスイッチがある位置に手すりが丁度かかるので左側に取り付ける事になりました。
階段の手すりの役割
★床から1mを超える高さの階段の片側には手摺を設けなければならない
★両側に側壁がある場合も少なくとも片側には手摺を設置
役割①落下などの事故防止
足を上げているつもりが、階段に躓いてヒヤッとしたことはありませんか?
考え事をしていたり、ぼんやりしていたり等が原因で足を踏み外してしまうこともあると思います。これは年齢関係なく誰にでも起こりうる事故が階段の転倒・転落です。階段につまずいたり滑ったり危険を感じたとき、近くに手摺があると、とっさに捕まることができます。突然起こってしまう事故ですので対策が必要になります。
役割②動作のサポート
階段を昇るときも降りるときも一瞬ですが足が片足立ちになり姿勢が不安定になりやすい場所の一つです。年を重ねていきますと徐々に難しい動作となってしまいます。また、体力の現象や足腰の衰えによって2階建ての住宅では上の階の部屋の利用頻度が少なくなるという話も伺います。これは階段の昇り降りに不安を感じているからではないでしょうか。階段の手すりは、動作のバランスを保ったり、楽になるようにサポートしたりする役割があります。
室内天井部分
和室の天井も新築時当時のままですのでかなり変色しています。次は洋間になるので天井を解体して補強しながら石膏ボードを貼りクロスを貼って仕上げます。天井が下がってきてますので解体時にどの程度の補強が必要になるのか確認しながらの作業になります。天井の解体には沢山の埃やごみが出ますので室内全体の養生が必要です。
現状の壁
現状の壁は綿壁になっています。壁を見ると年代を感じますね。最近では綿壁はほとんど見かけなくなりましたね、下地は土壁の様な感じです。洋間仕様になりますので壁には5.5mmのベニヤ板を貼りそしてクロスで仕上げます。最近は和室から洋間に変更するケースが多く見られますが和室が無くなるのは淋しい気もしますがこれも時代の流れですね。土壁も最近は施工できる職人も少なくなっているそうです。
内装のデザイン
和室に床の間が有る場合の対処の仕方をどうするかで費用の方も大きく変わります。垂れ壁や床柱や鴨居などをどこまで生かすか撤去するかいろんな選択肢が有ります。予算と目的によって臨機応変に対処された方がいいと思います。床と壁のみ洋風仕上げで天井は既存のまま使用すると予算も安く上がります。和洋折衷もいいかもしれませんね。
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記事内に記載されている金額は2023年12月08日時点での費用となります。
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