外壁と塀の塗装工事
高槻市で本日から着工の現場です。工事内容は、外壁塗装、塀塗装、樋の交換、屋根漆喰の塗り替え工事と言ったところです。まずは足場を組んでいます。お隣との間隔が空いているので作業もスムーズに進んでいます。足場職人も久々に広い敷地の現場に笑顔で作業しています。
〇足場を設置するのに最低限必要な幅とは〇
足場を設置するのに最低限50センチ程度の幅が必要になります。隣地との幅が50センチ未満であれば通常の足場設置ができなくなるのですが、その場合は別の対応を考える必要があります。
〇足場と建物の間に設ける距離
一般的に足場と建物の間に必要な距離は60センチ程度です。例えば外壁塗装の場合、外壁に手を伸ばして刷毛やローラーをもって塗るのに最適な距離と言われています。しかし、実際のところ外壁塗装や清掃、大工工事、左官工事、雨どいの交換など作業ごとに足場の距離は若干違ってきます。なぜなら、大工工事の場合、大工は壁を作る前の材木などを盛ったり、支えなければならないことが多いからです。その為大工工事では塗装作業よりも足場は近くなります。【新築工事では、大工さんの距離感に合わせて足場を作ります】
〇足場設置に必要な教会50センチが取れない場合
人さえ通貨できれば作業が可能なので、足場を設置できるかどうかも教会に職人が通過できるかが判断基準になります。境界50センチが取れない現場での足場設置の判断をした場合は、狭小地用単管足場というものを使用することが多くあります。
対処法~
・境界の余地がなく手も空間に余裕があるか
・空間に余裕がある場合、近隣に敷地仕様の承諾を得られるか交渉
・承諾を得られた場合、通常足場の設置
・承諾を得られなかった場合、狭小地単管足場を利用し空中境界
◆空中境界とは???
建物に沿うように敷地内ぎりぎりに足場を建て、頭が当たらない程度のところから、空中にせり出すような形で足場を組み、作業するためのスペースを確保することを【空中境界】と言います。
〇近隣の敷地使用の承諾
近隣の方の色紙を利用させていただく場合は、近隣の敷地使用の承諾をいただく必要があります。近隣の敷地使用の承諾に関しては、民法209条に明記されており、2021年に改正が行われています。
▽民法第209条(隣地の使用請求)
土地の所有者は、境界またはその付近において障壁または建物を築造し又は修繕するための必要な範囲内で、隣地の使用を請求することができる。ただし、隣人の承諾がなければ、その住家に立ち入ることはできない。
2 前項の場合において、隣人が損害を受けたときは、その償金を請求することができる。
住宅には付帯部があります
家にはいろんな付帯物が付いています。今回も木製のテラスが付いていますが。足場架設時にはどうしても邪魔になります。こういう場合は波板の貼り替えか一時撤去して工事完了後にもう1度取り付けるかの、2者選択になります。今回は波板も劣化が進んでいますので、取り替えを提案させてもらいましたので波板を貫通して足場をくんでいます。
樋もかなり劣化が進み割れているのが確認できます。足場が必要な工事はすべてまとめてするのは賢明な考えです。1つ1つ個別に工事を依頼するとかなりのコストが掛かりますが、まとめて工事するとかなり、割安にできるのでコスト削減に繋がりお客様にとってはいい事です。
いろんな付帯部
住宅の付帯物には様々なものが付いていますが、中でもスチール部材は5年毎のペンキ塗りが必要です。今回の現場も、外部用照明器具やコーナー出窓の受け金具も鉄を使っています。15年位は手入れをしていない感じがします、錆がひどい状態になっています。
錆びを長年放置すると腐蝕に繋がります、そうなると取り替えしか選択肢がないので要注意です。外壁塗装の際には足場があるので鉄部のペンキ塗りも一緒に施工する場合が多いのですが鉄部のみのペンキ塗りも足場がなくても出来るので外壁塗装時だけでなく5年毎の塗り替えを計画してもらった方が建物の耐久性アップに繋がるので検討の価値はあります。
鉄部のペンキ塗りは自分でもできます。最近はホームセンターに行くとありとあらゆるDIY用品が販売されています。ペンキ類も用途に応じていろんな種類が並んでいます。休日には、家族全員でペンキ塗りをするのも家族の絆が強くなり、そして家に対しても愛着がでるので好い事だと思います。
外国ではそれが当たり前になっているそうです、よい事はどんどん取り入れるべきです。これからの長期住宅を考えると自分自身での家のメンテナンスを出来る範囲内ですることが原点になるのではないでしょうか。
クラック
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