今回の現場の様子
高槻市で前面はタイル貼りその他3面は金属サイデイング貼りの3階建住宅の現場調査に行ってきました。タイルは2丁掛けの底目地仕上げになっていますが白いタイルの為汚れが目立ちます。タイルの角部分にクラックが入っているのが確認できます。タイルは耐久性の長い外壁材ですが建物の揺れによりクラックが入る事が多々あり、貼り替えの必要があります。
軒裏にクラック
住宅のタイルは角部分にクラックが入りやすいという特徴があります。角に力が加わりやすいのが原因と言われています。タイルはメンテナンスをきちんとすればいつまでも持つ素材です。軒裏のモルタルにクラックが大きく入っています。丸く入っているのは珍しいケースです。モルタルをUカットして樹脂モルタルで成形し塗装で仕上げます。
タイル目地
現状タイルは底目地仕上げになっています。底目地の場合剥がれやすいという欠点が有りますのでお客様に、新たに目地詰めを提案しました。その分の見積りも提出してほしいとのことです。タイルの底目地仕上げは見栄えはいいのですが、剥がれる可能性が高いので長期的に見ると目地詰め施工の方が安定し長持ちします。
◎底目地…目地の種類の一つで、凹型になっている状態の事を指します。通凹、目地は母材と面一に揃えて仕上げますが、少しくぼみがあるような場合には、押し目地底ができるように箱型になっている場合を底目地と呼びます。
汚れも目立ちます
前面以外3面は金属サイデイング貼りになっています。汚れが目立つ状況になっています。その他はこれと言った不具合は見られません。裏面1階部分にはカビの発生が見られます。北面になり日当たりが悪いのが原因だと思います。高圧洗浄で除去しなくてはなりません。
補修跡が目立つ
こちらの建物は1階はRC造で2~3階は木造になっています。1階RC造部分にクラック補修跡がかなり目立つのが気になるのでカットして補修の手直しが必要です。掘り込み型ガレージは内部に雨水が浸入しやすいので防水がうまく機能しているのか点検の必要があります。こちらの現場もお隣との間隔が狭いので近隣に迷惑が掛からないように配慮をしなくてはなりません。
屋根瓦
今回の塗装工事は瓦屋根の塗装も希望されています。上塗り塗装が劣化し白くなっているのが確認できます。瓦の塗り替えで1番大事な工程は洗浄になります。徹底的に旧塗膜を除去する事です。時間をかけて洗浄を丁寧にすることが大事です。
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記事内に記載されている金額は2023年10月27日時点での費用となります。
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