

箕面市のサイデイング塗り替えの現場の様子です。こちらの現場は外壁の塗り方が3パターンに分かれています。クリヤー塗装、色つき塗装仕上げが2パターンの3種類になります。
今日はまず、クリヤー塗装の下塗りを行っています。クリヤー塗装の場合はシーリング打ちが後回しになります。クリヤー塗装が終わってからシーリング打ち替えの順番になり色つき塗装とは逆になります。
シーリングを先行し後からクリヤー塗装をすると数年後にシーリングに不具合が発生する可能性が高いので注意が必要です。
今回の現場はシーリング業者も2回施工に来ることになり、手間が余分にかかりますが、施工法に従って仕様書通りの施工をしなくてはなりません。
メーカーの仕様書ではクリヤー塗装の場合にはシーリングは塗装後となり、色付け塗装の場合にはシーリングは塗装前になっています。クリヤー塗装、色付け塗装2工法の場合は工期が多く掛かります。


サイデイング板は製品によって耐久性能にバラツキが有りますが、平均10年前後で変色や色むらが出てきます。変退色が始まるとクリヤー塗装は出来ませんので、その前の6年~8年位でのクリヤー塗装をお勧めします。
窯業系サイデイング板は主原料としてセメント質原料と繊維質原料を混合し高温、高圧の釜で成型し、養生、硬化させたものです。デザインや柄も豊富にそろっており、近年では新築住宅の70%はサイデイング貼りと言われています。
サイデング板の防水はシーリングによって保たれています。継ぎ目やサッシ廻りの防水処理はシーリングに頼っている状況なので、シーリング劣化状況は常にチエックしておかなくてなりません。


外壁塗装時には付帯部の塗装も欠かせません。住宅の外壁にはいろんな付帯物が有ります。軒裏、庇、雨戸、樋、面格子、ベランダ手摺など沢山あります。
通常外壁の塗装と同時に付帯部の塗装も行う事が多いです。足場がないと塗れない場所などはこの機会にまとめて塗装することがコスト削減にもなり、効率的です。
外壁は10年で塗り替えが一般的ですが、付帯物の鉄部の塗装は5年に1回の塗装が必要です。足場なしで施工可能な場所ならコストもかからないのですが、足場が必要となると二の足を踏むのも理解できますが、鉄部は腐蝕すると再塗装できないので注意が必要です。
当社では外壁塗装の際には高圧洗浄をしますが、同時に樋の点検や清掃も基本工程に入っています。落ち葉などで樋がつまり、溢れる事例も多いので樋の清掃は喜ばれています。


カラーベスト屋根の洗浄後の写真です。これから天候を見ながら屋根塗装の日程を決めて施工します。
夏場にかけては夕立が多く発生する場合が多いので屋根塗装の場合は天気が大いに気になる所です。
今回の屋根塗装では夏場のヒートランド現象の解消に貢献する、遮熱塗料を使用します。太陽光を反射し室内に熱の浸入をカットし、室内の温度上昇を防ぐ優れた材料です。省エネにも繋がる遮熱塗装の採用を皆さんもぜひ、検討する事をお勧めします。
屋根工事につきものの棟板金の塗装も同時に行いますが、棟板金を止めている釘の点検も塗装前に行っています。経年の影響や振動などで釘が抜けている場合もあり、強風の影響で棟板金が飛ばされるという事もよく起きています。
棟板金の点検の際には釘の打ち込みやコーキングで釘を止めるなどの対策を取っています。釘をコーキングで固定すると強風で飛ばされることも無くなります。
記事内に記載されている金額は2018年05月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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