

サイデングの柄も複雑になっている。
1階部分と2階部分を色変えのツートンカラー仕上げになっています。1階部分のサイデイングは目地の色と本体の色を変えなくてはなりません。
建物は1段部分が擁壁になっており高くなっているので、足場面積が大きくなるのでコストが高くなるのが気になる所です。
サイデイング板もいろいろカラフルになりデザインも複雑になりますので、塗装する場合は施工方法も複雑になり塗装職人も技術の習得に努力しなくてはなりません。
サイデイング板のどんな複雑なデザインや柄も元の仕上げに復元できるよう塗装技術の向上に向けて勉強する必要があります。


多色サイデイングは工程が増える。
サイデイングの柄やデザインが複雑になると塗装の工程も増える事になりそれなりにコストもアップするのでその点が気がかりです。
こちらのサイデイング板も3色になっていますがお客様は2色塗りでよいという事になりました。通常の塗装工事は3工程になりますが2色塗り仕上げにすると4工程になります。


エフロ現象は適切な処理をする。
外構の階段廻りにクラックやエフロ現象が起こっています。エフロ現象は内部に浸入した水分が蒸発する際に石灰分などの可溶成分と共に表面に出て固まる事です。
また、中の水分が空気中の2酸化炭素と反応する事で白華現象として現れます。クラックやエフロ現象の出ている所はカットして内部に水分が入らないように処理する必要が有ります。


シーリングの劣化は雨漏りに繋がる。
サイデイングの最も重要な部位はシーリング部分になります。表面の塗装が多少劣化し変色しても雨漏りはしませんが、シーリング材が劣化し剥離や破断すると雨漏りに繋がるので注意が必要です。
建物の基礎部分のクラックも注意が必要です。クラックの幅の大きさにもよりますが、大きめのクラックは出来るだけ早く処理して、内部に水分が浸入しないように処理しておきましょう。
基礎部分に水分が浸入するとシロアリ発生の原因にもなる事も有るので注意が必要です。そして、床下からの湿気は室内にカビの発生の原因にも繋がり人体に悪影響を与えます。
外壁の劣化は建物の寿命を短くする。


チョーキング現象という言葉をお聞きになったことがあると思いますが、外壁を手でこすると白い粉が付く現象のことです。塗膜の劣化状態を判断する際に使います。
白い粉が手につくと塗膜が劣化しているサインになります。塗膜が劣化すると建物にどんな悪影響があるのでしょうか。
サイデイングボードはセメント質と繊維を主原料にして板状に形成した物です。そう上から防水の為塗装を施しています。
その防水機能が無くなるとただのセメント板になってしまいます。セメントは水分を吸い込む性質が有る為建物の内部に水分を吸い寄せる事になり建物自体の寿命が短くなります。


傾斜地のメリットを生かそう。
こちらの住宅は傾斜地に立っているので景観がよさそうです。1段高い所に立っているので周りからのどき込まれることも無いのでリラックスできそうです。
傾斜地はメリットも有ればデメリットも有ります。造成や擁壁を作る費用が別途にかかるのでコスト高になります。メリットをうまく活用すれば住みやすい住宅になるでしょう。
記事内に記載されている金額は2018年09月02日時点での費用となります。
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