棟板金は、屋根の最上部で風雨から屋根材を守る重要な役割を持つ部品ですが、一方で屋根材以上に状態が確認しにくい場所です。
そのため、知らず知らずのうちに劣化が進んでいることがあります(>_<)

棟板金が劣化すると雨漏りや飛散被害など、大きなトラブルが発生にも繋がります。

今回は、棟板金の役割や劣化の症状、交換工事のタイミングなどについて詳しく解説いたします！

棟板金って何？

こちらは、柏市豊四季のお住まいで撮影させていただいた屋根の棟板金です！

まず、棟板金とは屋根の頂点に設置されている金属製の部品です。

屋根材のつなぎ目を保護し・雨水の侵入を防ぐ役割を持っており、特にスレート屋根や金属屋根に使用されることが多いです。

屋根の最上部に位置する非常に重要な部品なのですが、意外とその存在を知らない方も多いかもしれませんね(^^♪

棟板金は通常、金属（ガルバリウム鋼板やアルミなど）で作られており、その耐久性や防水性能が重要です。
劣化が進むと屋根全体の防水性能が低下して雨漏りの原因になる他、飛散してしまうリスクもあります(>_<)

棟板金が劣化するとどうなる？

棟板金の劣化症状としてまず挙げられるのが、「錆の発生」です。
長年の風雨にさらされることによって金属部分が錆びてきたり、板金がゆがんだりすることがあります。

また、それ以上に大きな問題となるのが、じつは内部の「貫板」の劣化です。

棟板金の土台である貫板の劣化は「棟板金を固定する力の低下」を招き、固定釘や棟板金自体の浮きを招きます(>_<)

そこに強風が吹き込むことで、棟板金の捲れや飛散など大きなトラブルを生じさせる被害が多く発生しています。

特に台風のような強風の際には、非常に危険な状態といえます！

「棟板金交換工事」の必要性・タイミング

上記の様な被害を未然に防止するためにも、棟板金の交換は定期的なメンテナンスの一環として必要となります。

棟板金の交換頻度の目安は10～15年程度と言われていますので、まずはそれを目安に点検を行いましょう。

また、棟板金は屋根の頂上部に位置する為、日常生活ではその異常を発見しにくい場所でもあります。
強風による捲れ・飛散被害を受けて「はじめて棟板金が劣化している事を知った…」というケースも非常に多い為、やはり定期的な点検を行う事が大切です！

「樹脂製貫板」への交換がおすすめ！

棟板金交換工事を行う上で、最近では「樹脂製貫板」への交換が注目されています。

樹脂製貫板は木製の貫板に比べて耐久性が高く、特に水分への耐性に優れます(^^♪
湿気などによる腐食リスクが抑えられるため、長期間安定した性能を発揮することが可能です！

現在、貫板には木材が使用されているケースが多いため、そのような場合では樹脂製貫板への交換をぜひご検討くださいね(#^^#)

まとめ

棟板金の劣化は、放置することで飛散・捲れなど大きなトラブルを引き起こす可能性があります。
定期的な点検とメンテナンスを行い、必要に応じて交換工事を行うことが重要です。

また、長期間安心して屋根を守るためにも、樹脂製貫板への交換もおすすめです！

もし、棟板金にご不安・ご相談事がございましたら街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください(^^♪

　記事内に記載されている金額は2025年10月28日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。

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