屋根の高圧洗浄
ただいま施工中の豊中市の2階建てハイツ。今日は屋根の洗浄工事を行いました。こちらの屋根の材質はカラーベストという薄型の屋根材です。 長年の風雨から建物を守ってきたカラーベストは色があせたり、古い塗装が剥がれ、苔が生えたりして見栄えが悪くなっていますので、外壁塗装工事と同時に屋根も塗装することが多いんです。屋根を塗装する前に必要な作業が 「洗浄」 です。 洗浄工事はとても重要で、特に傷んだ屋根では塗装よりも入念に行うこともあるんです。
カラーベストとは
カラーベストとは、「平型化粧スレート」の事を言います。セメント、ケイ石を原料とし、繊維質で補強して成形される屋根材です。屋根材表面は塗装が施されています。デザイン、施工性の良さから近年の新築住宅では80%がこのカラーベストを採用しています。「スレート瓦」「コロニアル」呼ばれる事もあります。一般的な粘土瓦の半分以下の重量で建物全体への負荷が少なく耐震性に優れています。また、工期が短く済み、材料費が安価なためコスト面でも優れている屋根材と言えます。
アスベストが含まれているものと含まれていないもの2種類ある
アスベストとは、天然にできた鉱物繊維であり、熱、摩擦、酸やアルカリに強いという特性があります。丈夫で変形しにくいため、カラーベストを含む様々な建材に使用されていましたが、人体に吸い込むと肺がんや中皮腫を発症する点が問題視され、以降の製造・使用は禁止されています。とはいえ、アスベストを含んだカラーベストの解体時に巻き上がる粉塵を吸い込まなければ人体に影響はないため、通常の生活に支障をきたす可能性は非常に低いです。
近年製造されたカラーベストには、アスベストは含まれていませんがしっかりとした耐久性があります。しかし1999年から2000年代に製造されたアスベストが含まれていないカラーベストの中にはもろいものが多く屋根に乗ると割れる可能性もあります。メンテナンスを検討されている方は、業者に確認をしてもらうと安心です!
アスベストが含まれているものと含まれていないもの2種類ある
アスベストとは、天然にできた鉱物繊維であり、熱、摩擦、酸やアルカリに強いという特性があります。丈夫で変形しにくいため、カラーベストを含む様々な建材に使用されていましたが、人体に吸い込むと肺がんや中皮腫を発症する点が問題視され、以降の製造・使用は禁止されています。とはいえ、アスベストを含んだカラーベストの解体時に巻き上がる粉塵を吸い込まなければ人体に影響はないため、通常の生活に支障をきたす可能性は非常に低いです。
近年製造されたカラーベストには、アスベストは含まれていませんがしっかりとした耐久性があります。しかし1999年から2000年代に製造されたアスベストが含まれていないカラーベストの中にはもろいものが多く屋根に乗ると割れる可能性もあります。メンテナンスを検討されている方は、業者に確認をしてもらうと安心です!
足場に渡したロープを使用
建物の都合でこちら側には足場がありません。洗浄時の屋根は良く滑るので、足場に渡したロープを使って作業しています。 こちらは敷地が広いので足場がなくても洗浄できますが、隣との距離が一般的な建物では足場と飛散防止シートは必須です。
洗浄後の屋根
屋根の洗浄が終わりました。屋根材が吸水して色が変わっているのがお分かりになると思います。この湿った状態では苔も生えやすく、冬季は水分が凍ることで膨張し、屋根材に亀裂を発生させることもあります。屋根の塗装は美観目的だけじゃないということですね。
洗浄機でしっかり洗浄した屋根は、乾燥するにしたがってこのように白くなっていきます。 特に1回目の塗り替えが遅かった屋根では全面真っ白になってしまうこともあります。
屋根の洗浄作業は面積や状態によって3時間~半日、大きい屋根では1日以上かかることもあります。ここで大切なのは洗浄にかけた時間ではなく、屋根の状態を見極め、塗装に適した下地にできているかどうかということです。洗浄が終わったら塗装の前にもう一つ大事な作業が待っています。それは次回のブログでお伝えしたいと思います。
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こちらの現場を担当したのは私です
記事内に記載されている金額は2023年09月13日時点での費用となります。
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