今回のお宅の外壁材はALCといって、コンクリートで作られた外壁です。長期安定性の高い素材ですが経年劣化は避けられません。無数のヒビ割れが見受けられましたので、丁寧に一つひとつ補修していきます。
シーリング材でヒビを埋めました。この画像のような横ヒビは縦ヒビに比べ雨水の侵入が多いため、建物内部に影響を及ぼす可能性が高いのです。発見した際には早めに対処しましょう。
塗装は3度塗り重ねていきます。下塗りの作業は、中塗り・上塗りの塗料をしっかりと密着させるために大切な工程です。
中塗り・上塗りはアステック社のEC-5000PCM-IRという塗料を使用しました。この塗料は防水性や耐候性に加え、遮熱効果のある製品です。
こちらは雨樋の補修前のお写真です。繋ぎ目部分の錆が目立つ印象です。
外壁に馴染むお色で塗装しました。お色の選択では、建物全体で2～3色程度に収めると美しく仕上がります。
換気フードの塗装後のお写真です。つやつやになりました。換気フード下の外壁は排気で黒ずみが目立っておりましたが、洗浄と塗装を行い綺麗に仕上がりました。
塗装後のお宅の全体の様子です。外壁の塗装に加え、雨樋・換気フード・シャッターボックス・軒天などの付帯塗装も行いましたので、全体の美観が整えられ、美しく生まれ変わりました！
記事内に記載されている金額は2020年04月29日時点での費用となります。
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