サイディング外壁※シーキング(コーキング)材が取れた北側が外壁目地です。
目地の中にみえる青い部分は、シーリング材を接着させないための※ボンドブレーカーと呼ばれる絶縁体です。
これが見えているようでは、雨が降るたびに雨水が躯体に入り込んでいることになります。
※ボンドブレーカーがあると目地の中のシーリング材が左右2面の外壁のみに密着し、奥の建材とは、別の動きが出来て、シーリング(コーキング)材の亀裂を防いでいます。(＝3面接着を防ぎ2面接着にしている)
サイディング外壁北面は、緑色に変化しています。
北側は、日当たりが悪い上に外壁材劣化で防水機能が低下している為、苔が発生して緑色が目立っているのです。
サイディング外壁の目地シーキング(コーキング)材の劣化は、上から下まで続いています。
外壁をこすった指先が白くなっています。これは、サイディング外壁の劣化サイン※チョーキング現象が発生している事を表しています。
劣化サイン※チョーキング現象の詳しくは⇒こちら
サイディング西側外壁目地の劣化
こちらもサイディング目地のシーリング(コーキング)材が劣化で硬化し、隙間が目立ちます。
東側外壁止めビス付近のサイディングがひび割れています。
サイディングが浮かないように補修が必要です。
換気口フードまわりの目地も劣化しています。
サイディング南側外壁目地の不具合です。
上の写真のアップです。
この箇所が、お客様からご連絡いただいたきっかけの目地不良個所です。
2階外壁のサイディング目地が劣化し一部外れて弛んでいるように見えます。
幕板・化粧胴差し(化粧帯)の劣化
上尾市幕板・化粧胴差し(化粧帯)
幕板・化粧胴差し(化粧帯)・モールと呼ばれる部分の表面塗膜の劣化と上部シーリング(コーキング)材の劣化も見られます。
幕板・化粧胴差し(化粧帯)・モールは、1階と2階の境目にあり、外壁面より少し出っ張っている為、ごみや埃、雨水が停滞し易い場所です。
劣化が進んで亀裂、隙間が出来てしまったこの部分から、雨水が躯体に入り込み居室に雨漏れを起こすケースも少なくありません。
定期検査の際も重要ポイント部分です。
気になる点を見つけた際は、早めに信用できるプロの無料点検等でチェックしてください！
トイレの脱臭筒(臭突管)も劣化しています。
外壁塗装時には、塗り替えか、交換をお勧めします。
トイレの脱臭筒(臭突管)の取付け器具の劣化で錆がかなり出ています。
これは、出来れば錆の出ないステンレス製等の留め金に交換をお勧めします。
ガス給湯器の配管カバーが劣化して取れています。
エアコン配管カバーも太陽光等で劣化し色あせています。
カバーから出ている部分はテープが剥がれています。
こちらもエアコンの配管カバーです。
外壁塗装の工事が終わると外壁が新築のようにきれいになったがゆえに、劣化しているエアコンカバーや雨樋のよごれがより目立つようになります。
そのため、外壁塗装時には、エアコンカバーの交換、雨どいの塗装もお勧めします。
雨樋の塗装については、より詳しい下記をご覧ください！
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記事内に記載されている金額は2020年03月13日時点での費用となります。
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