北足立郡伊奈町の外壁塗装 付帯部分の鉄部塗装の模様です。
鉄部塗装は、塗料を塗る前の下地調整としてケレン作業を行い、その後 錆止め塗料の下塗り、密着性の良い塗料で仕上げます。
鉄部のケレン作業
ケレン作業とは?:
鉄は、劣化すると錆びてしまいます。塗り替え時にはその錆を状態に合わせ色々な道具で削り落とします。その作業の事をケレンと言います。
ケレン作業の目的:
塗装する為行うケレンの目的は、2つあります。
目的1:表面の汚れ・錆を落としクリーン(ケレンの語源とも?)な状態にして塗装の邪魔になる物を取り除き、でき上りを平らで きれいなものにすることです。
目的2:鉄製等硬い素材へ塗装する場合 塗料の付着性・密着性を高める為で、表面にわざと細かい傷を付けます。この行為は目荒し(足付け)と呼んでいる作業になります。
この目的1と2がある為 状態が良ければ2の目的でケレン、劣化して錆が出ている時は1の目的でケレン、と鉄部塗装にはケレンが常に必要な作業になります。
こちら伊奈町の外壁塗装における付帯鉄部に錆は発生していません。目的2の目荒し(足付け)のためにサンドペーパーナイロンたわし等でケレン作業を行いました。
ベランダの※笠木部分のケレン作業です。
※笠木とは、塀、手摺、壁等(建物の内部、外部どちらも)の頭頂部を守ったり飾ったりする目的で被せてある部材を言います。
※庇部分のケレン作業です
。
※庇とは、建物の窓や出口等に日よけ雨よけの為設置する小さな屋根のことです。
※水切り部分のケレン作業です。
※水切りとは、雨水が、建物の躯体に侵入しまいようにするため設置しているもので、雨仕舞い(雨水を上手に建物から流し出させる事)の代表的な手法です。主に外壁材の下端 基礎と土台の間に設置してある部材です。
錆止め塗料で下塗り
ケレン作業を終えたら次は下塗りです。
鉄部の下塗りには、日本ペイントの錆止め塗料「1液ハイポンファインデクロ」を使いました。
1液タイプですが防錆力の高い2液のエポキシ樹脂系塗料と同等な高い防錆力をもっていて環境にも優しく、作業性にも優れている錆止めの定番塗料です。
ベランダ笠木部分を錆止め塗料「1液ハイポンファインデクロ」で下塗りです。
庇部分を同じく「1液ハイポンファインデクロ」の黒さび色で下塗りです。
水切り部分を「1液ハイポンファインデクロ」の黒さび色で下塗りです。
この後、鉄部は上塗りを行う事になります。
記事内に記載されている金額は2020年07月01日時点での費用となります。
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