今日の台風の影響で外の作業は、残念ながら計画どおりには進みません。
先日行った 上尾市の屋根塗装・外壁塗装を行ったI様邸 付帯鉄部塗装の様子をお伝えします。
こちらのお宅は、外壁にヒビが入り、ベランダ床の汚れや剥がれが気になりご連絡を頂き、工事を承ったお客様です。
外壁はサイディング、屋根はスレート瓦の住宅になります。
まず 塗装で、付帯とは、メインの外壁・屋根に付随して塗装しなければならないところ全てを指します。
重要なチェックポイントとしてあげられる、※破風板・鼻隠し・胴差し、や※雨樋等も付帯部分です
付帯部分は、鉄製部分、木製部分、その他、素材によって、下地処理や、塗料が異なる為、作業は、分けて考えます。
今日のブログは付帯 鉄部 こちらのお宅の付帯鉄部は、雨戸シャッターBOX、出窓の屋根の庇、水切り、などです。
ほかのお宅では、ベランダ手摺、外階段、雨戸、などもあります。
外壁付帯鉄部ケレン作業
ケレン作業の2つの目的
鉄部分には鉄特融の錆が発生している場合があります。錆は、鉄表面をデコボコに腐食している為、塗装前には、その錆を綺麗に落とすことがとても重要です。この錆を落とすためにケレン作業を行います。
又、反対に きれいな鉄は、とても表面が固く塗料が密着しにくいのです。このことは、ほかの金属やプラスチック類にも言えますが、それらツルンとした表面などには、密着性を高めるために、塗装前 表面をケレンでわざと細かい傷をつけるのです。
こちらのお宅の鉄部水切り、シャッターBOX,出窓の屋根などでも、塗装前にケレン作業を行いました。
水切りのケレン作業
シャッターBOXのケレン作業
出窓庇のケレン作業
外壁付帯鉄部 錆止め下塗り
ケレンで下地調整が終わった後、経年で錆が出る可能性のある鉄部分には、下塗り材として、上に塗るペンキを密着させる目的と、錆止め効果のある塗料を使います。こちらのお宅では、日本ペイントの「1液ハイポンファインデクロ」を使用しました。
シャッターBOXの錆止め下塗り作業
水切りの錆止め下塗り作業
出窓庇の錆止め下塗り作業
外壁付帯鉄部 中塗り作業
錆止め下塗り塗布がおわると仕上げ塗料の1回目塗(中塗り)を行います。
耐候性も高いシリコン系の「ニッペファインSi」を使用しました。
出窓庇の中塗り作業
水切りの中塗り作業
シャッターBOXの中塗り作業
外壁付帯鉄部 上塗り作業
中塗りが乾いたら、もう一度「ニッペファインSi」で上塗りを行い完了です。
シャッターBOXの上塗り作業
出窓庇の上塗り作業
鉄部のついて詳しくは
※鉄部に錆が発生してしまうと触れた時ささったら危険です。又強度も著しく下がりますので、ベランダ床、外階段、手すりなどは、思わぬ時に破損し落下転倒の恐れがあります。鉄製の門やフェンスなども注意し出来るだけ早めに塗り替えを行って綺麗に安全にお過ごしください。
錆のリスク、鉄部について、塗装の注意点、方法などのポイント
・鉄部に錆が発生することによって生じる3つのリスク
・実は意外に多い建物の鉄の部分
・状況別、錆びた鉄の部分への塗装をする前のメンテナンス方法
・鉄部への塗装は錆止め塗料を必ず塗布
・金属系サイディングへの外壁塗装や鉄部への塗装にお薦めの錆止め塗料
・とっても気になる保証期間のQ&A
・実際の鉄部への塗装の施工事例
を詳しく下記にまとめました。是非 ご覧ください。
記事内に記載されている金額は2020年09月26日時点での費用となります。
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