さいたま市見沼区より中古住宅の点検依頼があり伺いました。築20年の中古物件で長い間補修工事をしてこなかった為、傷みが多くありました。中でも屋根については、見えるところではないため傷みの把握が出来ない事が多くあります。雨漏れがしてからでは遅いので、早めの点検をお勧めいたします。

トタン屋根の棟包みが無くなってます。このまま放っておくと雨漏れが酷くなる恐れがある為、至急の補修が必要です。


トタン屋根の棟包みが無くなっており下地材が腐っています。長い間風雨にさらされていたことが分かります。屋根の不具合はなかなか目に付かないため雨漏れが起きてから気が付くことが多いのはこのためと思われます。ここでは、棟包みのある部分も雨水による傷みがあると判断されるため全体の補修をお勧めいたします。

外壁に取り付けてある配管です。取り付けに使われている金具(デンデン)は鉄製が多く使われています。その為長期間放っておくとこの様にサビの発生で汚れがン目立ってきます。取り付け時にステンレス製の部材を使うことをお勧めいたします。


外壁が無く鉄階段が見えます。以前倉庫として使われていたため屋上を利用するための設備の跡です。内部に間仕切りサッシがあり雨の侵入は防ぐことが出来ますが雨水が入ってくるため屋根同様の対策が必要と思われます。


不要な配管や不要設備が撤去されないまま外壁に取り付けたままになってます。取り付け部分からの雨漏れの侵入が考えられます。不要設備はできるだけ撤去した方が良いと思います。

外壁に取り付けてある設備で電気メーターです。電気メーターの取り付けは東京電力で行いますが、不要となった設備の多くは撤去されないまま放置されていることが多くあります。仕様が変更となり、器具の交換をしたときは古い機材は取り除くべきです。


陸屋根の状況です。表面の塗膜が劣化により白く汚れも目立っているのが分かります。
シート防水の場合は、五年ごとのトップコートの塗り替えが必要です。早めの補修をお勧めいたします。
こちらのお宅では、初めにお話しした通り、屋根の補修が、不可欠です。
とりあえず、屋根の応急処置を行わせて頂き、屋根・外壁とともに防水面も補修されることをお勧めいたしました。
記事内に記載されている金額は2019年04月03日時点での費用となります。
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