下は屋根全体の写真です。
屋根全体が色あせ白っぽく見えます。又、雨水の流れた跡のような汚れも目立ちます。
太陽光等のための経年劣化でスレート瓦の塗膜に大事な防水力もなくなっています。
大屋根に取り付けてあるアンテナです。
かなりアンテナ支柱、足などが錆びてきています。
最近は、台風も大型になり、又季節外れの突風・強風も少なからず発生しています。屋根の上のアンテナが倒れたり、飛んでしまう例も残念ながら毎年遭遇します。アンテナの定期点検も重要です。
ところで、こちらのお宅はお客様にお聞きするとこのアンテナをもう使用していないそうです。したがって、この屋根塗装の前にアンテナ撤去する事をお勧めしました。
所々スレート瓦の前回塗装↓ペンキが剥がれています。
棟板金を屋根に取り付けている釘が浮いています。
このまま放置していると、アンテナの危険と同じように台風や突風等の際に金属の棟板金が外れ落ちたり、飛んでいってしまう事も少なくありません。きちんと補修が必要です。
上の2枚の写真は、棟板金の不良を写しています。
取りつけてある釘も通常使わないタイプの釘を使用していましたが、棟板金の取付が粗く隙間が至る所にあります。
触るとブカブカ動き、隙間をのぞいてみると、中の木材が腐食しています。
そこで、この棟板金は、補修ではなく、取り除いて、中の木製下地材から交換する事をご提案しました。
玄関ポーチ頭上にあるおしゃれな枠ですが、汚れがだいぶ付いていました。
近くに来るとヒビは入っている場所が数か所ありました。
モルタル外壁はどうしても年数が過ぎてくるとヒビ割れ(クラック)が入りやすいのが大きな欠点です。
こちらのお宅のヒビ割れ(クラック)は、乾燥クラックと呼ばれるものですが、あまり大きくなっていないので、
●キチンとしたひび割れの補修、
●モルタル外壁に合った下塗り材
●長期間ひび割れしにくい弾性力の高い上塗り塗料
の外壁塗装をお勧めしました。
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