スレート瓦屋根の状況
スレート瓦は、軽量と施工のやり易さで多くの住宅に使われてます。ただ長い期間維持させるためには、塗り替えメンテナンスを定期的に行う必要があります。また、その際の塗り替え工事には注意してほしいことがあります。
スレート瓦がしま模様のように白く汚れてます。塗装後の塗膜の劣化で下地の不具合が起きたためと思われます。また、塗装後のスレート瓦の重なり部分に隙間を明ける必要がありますが、こちらの屋根には無かった為にそれも原因と思われます。
上記の原因か、スレート瓦の繋ぎ目からの雨水侵入により、塗膜の剥がれに繋がったものと思われます。
こちらも、スレート瓦の繋ぎ目からの雨水の侵入が原因と思われます。
シート防水の状況
シート防水は、FRP防水・アクリル防水等他の防水仕様と同じように、長期間維持し雨漏れを防ぐ為には定期的なメンテナンスが必要です。具体的には約5年を経過したら、トップコーティングを行うことです。様々な条件で検討することになると思いますが、雨漏りが起きないよう定期点検、台風季節の前後点検などを行い、是非早めの準備をお願いいたします。
シート防水の排水口に向けた雨水の勾配不良で水溜りが出来てます。現状雨は降っていませんから、この水溜りは自然乾燥を待つことになります。雨漏れの原因にもなります。
排水口まで勾配がとれていると、この様に汚れも少なく雨が降っても安心です。
記事内に記載されている金額は2020年01月25日時点での費用となります。
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