プレハブ事務所・倉庫定期点検
さいたま市北区のプレハブ事務所・倉庫屋根の定期点検の依頼を受け調査致しました。以前の降雪時に大量の雨漏れがあり大きな被害を受けたための調査です。
折半屋根の状態
数年前の降雪及び雨が原因で、雨漏れした※折半屋根です。対策として防水補強材としてポリプロピリン系防水補強テープでつなぎ目を塞ぎ、専用の塗料で塗装してあります。表面塗膜が少し劣化しており塗装色が薄くなってます。防水の観点から早めの塗装をお勧めします。
※折半屋根とは、てっぺんが少し平らな台形が波型のように続く概ね金属で出来た屋根です。設置するのに下地が要らず工程・工費がカットできますが、夏などは屋内が熱くなる為、住宅用ではない大型施設等でよく使われています。
サビが酷くトタンが割れていた部分です。トタンの交換は高額になることから、FRP防水で補修したところです。部分剥離ある為補修が必要です。
※パラペットの裏側の錆で表面が汚れている状態です。
※パラペットの言葉の由来は、パラが「防備」、ペットが「胸」、で昔の西洋のお城等に設置されていた胸程の高さの城壁の事とかです。今パラペットとは、陸屋根(ろくやね)=屋上など平らな屋根 やバルコニーなどの端周りに設置された低い壁の事を指します。目的は、落下防止、先端保護、外壁への雨掛り量軽減、雨漏り防止、デザイン等のため設置されます。
軒樋の状態
軒樋の中がホコリや枯葉等で排水口のカバーが塞がっている状態です。屋根の点検は普段なかなかできませんが、清掃は定期的にした方が良いため半年に一度くらいは清掃をお勧めします。
付帯部分の状態
※パラペットの塗膜が剥がれてます。トタンの塗装部分は下地の不具合で傷みも早く出ることがあります。
玄関ポーチの天井の塗装が傷んでます。目立つ所でもあり早期の塗り替えをお勧めします。
鉄部の塗膜が剥がれ錆びてます。
鉄は、健全であれば頑丈ですが、表面の塗膜が劣化して錆が始まると 思った以上にもろくなるのが早いものです。
サビが酷くなってトタンが腐ってボロボロになる前に補修をお勧めします。
鉄部の補修について 下記をご覧ください
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エアコンホースの状態
エアコンホースを保護するためにテープを巻いてます。太陽光などで劣化して傷むとテープが焼けて硬くなり剥がれてきます。エアコン本体の不具合が起きないうちに補修をお勧めします。
玄関タイルの状態
玄関に使われているタイルは、出入りも多く物の搬入・搬出も多いためこの様に角が割れることが多くあります。
記事内に記載されている金額は2020年01月31日時点での費用となります。
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