サイディングボード外壁住宅にお住みの皆様!!
ご自宅も“外壁の汚れや劣化”より“目地の劣化”の方が目立ってはいないでしょうか?
サイディング外壁の目地を埋めている※シーリング(コーキング)材劣化は、
●表面の汚れ
●シーリング材の縮み・硬化
●ひび・き裂
●剥がれ・隙間
●剥落
などがありますが、
※シーリング(コーキング)材は、3年も過ぎると劣化が始まる物も多くあるのです。
※“シーリング”と“コーキング” 外壁塗装では同じ意味を示しますが詳しくは下記を
⇓
シーリング(コーキング)材の劣化で出来た目地との隙間や剥落をそのままにしていると、雨天の度に雨水が躯体に入り込みます。近年に多い大雨などの際は、1度に雨漏りにも発展してしまいます。
外壁塗装も大事ですが、目地のメンテナンスもとても重要なのです。
では、なぜ多くの※シーリング(コーキング)材は、劣化が早いのでしょうか?
まず、話がサイディングボード外壁の目地についてになりますが、
サイディングボードの目地は、建設作業の効率化でボードを既定の大きさにカットした為 しかたなく出来たものではありません。
目地の空間は、地震や家のそばを通る車の振動などから起きる 建物の揺れ・動きを吸収し、躯体のゆがみなどを防ぐという役目を担っているのです。
従って、使用するシーリング(コーキング)材の役目も
1.隙間からの雨水侵入防止の為密着性 と
2.揺れ・動きを吸収する弾力性
が必要となります。
お伝えしたように目地のシーリング(コーキング)劣化は、
●表面の汚れ●シーリング材の縮み・硬化●ひび・き裂●剥がれ・隙間●剥落などがありますが、
これらの劣化は、太陽光や風雨が原因と共に、上記で必要とした弾力性を付ける為にわざわざ混ぜた物質(可塑剤)が経年で蒸発していくことで起きているのです。
従って、大半のシーリング材は、『可塑剤が入っているために柔らかいが、経年で可塑剤が無くなっていくに連れ、ドンドン劣化が進む 』という皮肉な事になっています。
こちらのお宅の工事では、当街の外壁塗装やさんさいたま伊奈店お勧めの可塑剤が入っていないシーリング材「※オートンイクシード」を使用しました。
そのため、長期間(メーカーテストでは30年以上)劣化せずに柔らかいままでサイディングの目地を守ると思います。
この後、さいたま市岩槻区のサイディング外壁目地のシーリング工事についてと“長持ちするシーリング材”「※オートンイクシード」について解説&ご紹介します。
シーリング(コーキング)のメンテナンス
さいたま市岩槻区のサイディング外壁目地のシーリング(コーキング)工事です。
シーリング(コーキング)材の劣化
下3枚の写真はサイディング外壁目地を塞いでいたシーリング(コーキング)材の劣化状況です。
シーリング(コーキング)材が劣化しひび割れ痩せてズレ落ちています。
こちらは、劣化し目地から剥がれ落ちて無くなっています。
こちらは、玄関ドアと外壁との境を埋めているシーリング(コーキング)材が劣化し隙間が出来ています。
使用材料 オートンイクシード
こちらのお宅で使用した オート化学工業株式会社の※オートンイクシードとその専用下地プライマー(≒接着剤)です。
※オートンイクシードについて詳しくは下記をご覧ください!!
シーリング打ち替え
サイディングボード外壁目地のシーリング(コーキング)交換工事は、既存のシーリング材を全て取り除いて新しいシーリング材を充填します。
これを、シーリングの打ち替えと呼んでいます。
シーリングの打ち替えは、まず、1.既存のシーリング材の撤去です。
あまり劣化していなければ、簡単に取れますが、劣化が進んでしまうときれいに取り除くのに時間がかかります。
次に、綺麗に仕上げるため目地の両側を、2.マスキングテープで養生します。(上の写真)
3.シーリング材を目地に密着させるために専用のプライマー≒接着剤を目地の中に刷毛を使って丁寧に塗布します。
4.シーリング材を充填します。(上写真)
5.充填したシーリング材の表面を特別な柔らかいヘラを使って均します。
下から上へその後上から下へとヘラを動かして、(上写真)目地の中に空間がないようにきっちり充填し表面をきれいに仕上げます。
6.シーリング材は充填した後乾かないうちに養生の為貼った両側のマスキングテープを慎重に(シーリング材が他の場所に着かないよう)巻き取ります。(上写真)
完全に乾いてから巻き取るとシーリング材がマスキングテープと一緒に持ち上げられて角ができたような目地になったり、目地の中の充填したシーリング材まで取れてしまいます。
作業完了
シーリングの打ち替えの完了です。
シーリング増し打ち
シーリング材を使っての目地メンテナンスは、上のシーリング打ち替えの他にシーリング増し打ちがあります。
窓枠サッシや出窓と外壁の堺回り、玄関ドア廻り等のシーリング材は劣化してもメンテナンスを行う時に既存のシーリング材を取ってしまうと窓、ドア等が動いてしまうという不具合を起こしかねないため既存のシーリングの上に足し増しする工事です。
シーリング増し打ちの工程は、既存シーリング材の撤去がないだけで 後は、ほゞシーリング打ち替えと同じです。
出窓の庇へのシーリング増し打ち完了
窓枠廻りへのシーリング増し打ちも作業完了です。
この他、上の写真に合った、玄関ドア廻りなどのシーリング増し打ちなども終え、シーリングメンテナンス完了です。
この後、いよいよ 外壁塗装の作業に入ります。
サイディング外壁の塗り替えをご検討、シーリング材の劣化が気になるお客様!!
塗料他材料で劣化速度は確実に異なります。
是非 信頼のおける塗装業者にご相談の上、工事を行ってください!!
※シーリング工事についてのより詳しい解説は下記をご覧ください
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街の外壁塗装やさん さいたま伊奈店へご相談を!!
記事内に記載されている金額は2020年02月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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