「屋上の床に破れ・穴あきを発見して雨漏りが心配(>_<)」街の屋根やさんでは、こうしたご相談・ご不安事も多くいただいております。
上記の様な状態は防水層やそれを保護するトップコートの劣化が進行しているサインですので、そのまま放置してしまいますと雨漏り被害を招いてしまいます(>_<)
また、防水工事は「ウレタン」「アスファルト」「FRP」など様々な種類がありますが、一般的に「広い面積を持つ屋上(陸屋根)」に採用される事が多いのが「シート防水」です!
そこで、このページでは「シート防水」のメリット・デメリットからその劣化症状まで詳しい情報を解説いたします!
シート防水工事とは?特徴・メリット
シート防水は「塩化ビニール(塩ビ)」や「ゴム製のシート」、どちらかの防水シートを敷設・貼り付けることで「防水層」を形成する工法です。まず、メリットとして挙げられるのが、広い面積を一度に施工できることです!
液体樹脂を塗布していく「ウレタン防水」と違い塗布・乾燥の時間が削減出来ますので、特に広面積を持つ事が多い屋上(陸屋根)への採用は、工期が短縮出来る利点が大きくなります(#^^#)
また、既製品のシートを使用することから、仕上がりにムラが生じにくく均一で強固な防水層を形成できます!
特に、塩ビシートはゴムシートと比較して強度・耐久性が高く、約10~20年の耐用年数を誇ります!
さらに、シート防水は下地を選ばずに施工出来ることも大きな魅力です!
既存の防水層の上からシートを被せる為、過去に行われた防水工事の種類に関係なく工事を進める事が出来ます。
以上の特徴から、シート防水は広い屋上や頻繁なメンテナンスが難しい建物に適しており、効果的な防水対策として広く採用されています!
シート防水のデメリット
一方、シート防水にはいくつかの注意点・デメリットがあります。まず、複雑な形状の箇所にはシート防水による施工で対応する事は出来ません(>_<)
シートを敷設していくことから平らな面への施工に適している一方、凹凸のある場所や複雑な形状の箇所には適していません。
また、施工には接着剤の使用方法やシートの接合部の処理など細かな作業・工程が多く、専門的な技術が必要とされています。
経験豊富な職人による正確な施工が求められる事から、他の防水工事よりも施工費用が大きくなる傾向にあります。
さらに、施工時の環境条件(温度や湿度)にも影響を受けやすいため、適切な条件下での施工が必要です!
シート防水工事に限ったお話ではありませんが、防水工事を依頼させる際には「施工箇所に最適な施工方法を提案してくれる技術・実績豊かな施工会社」へ依頼される事が大切です!
シート防水の劣化症状
シート防水の劣化症状としてまず挙げられるのが、防水層を保護する「トップコート」のひび割れ・色褪せです。防水工事の種類は様々ですが、共通しているのが「紫外線」に弱いという特徴です。
トップコートは紫外線から防水層を保護する役割を担っています、その一方で耐用年数は約5年程度と比較的短いです(>_<)
防水層を保護する為にも、定期的に塗り替え工事をされることをおすすめいたします!
また、防水シートは紫外線を受け続ける事で徐々に硬化が進行します。「破れ・穴あき」や「接合部の剥がれ・端部の浮き」などは、防水シートが柔軟性を失う事による劣化症状です。
上記の様な症状の放置は雨漏り被害に繋がり、お住まい構造部の劣化や雨染み・カビの発生を招いてしまいます(>_<)
定期的な防水工事はもちろん、劣化症状を発見しましたら放置をせずに点検を依頼する事が大切です!
大規模な下地調整が必要な場合があります!
シート防水のメリットにおいて、「下地の状態を選ばない」とご紹介させて頂きましたが例外もあります(>_<)そこで、次に実際に施工の中で「下地の補修が必要となったケース」をご紹介いたします。
今回は下地組を行い、シート防水を施工させていただく工事のご用命をいただきました!早速工事を行っていこうとしたところ、下地が想定よりも劣化してしまっていることが判明しました、、、
このままではシート防水の立ち上がりが組めないので下地の補修を行う必要があるのですが、サイディングがあると補修が行えませんので既存のサイディングを解体して下地の補修を行う必要があります!今回のように想定外の問題が発生した場合には追加のご相談させていただいております。
雨漏りの中には開けてみて初めて状況を確認できる場合がございます、、、
あらかじめご了承いただければ幸いです(´-ω-`)
工事が途中で留まる場合には一時的に養生を行います!
今回は、想定外の事態で工事が一時ストップとなってしまいました。そういった場合は、雨養生を行います!
これで、次の工事まで安心です(^^)/
後日、工事を再開させて頂きました。
私達、街の屋根やさんはこうした「イレギュラーなケース」におきましても、しっかりとご対応させて頂きますのでご安心ください(^^)/
点検~お見積りの作成まで無料にて実施させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください!
記事内に記載されている金額は2024年08月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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