そのため、パネルを張り合わせて間に緩衝材となるシーリングが打たれている窯業系サイディングよりも衝撃が伝わりやすく、ひび割れてしまいやすいのです。
ですが、乾燥や経年劣化によるひび割れは適切なメンテナンスによって減らすことが可能な部分ですので、その対策方法について確認していましょう(^▽^)/
外壁塗装は汚れた壁面を綺麗にするというイメージが強いかもしれませんが、その他にもモルタルの表面に塗膜を形成して紫外線や雨水の影響から保護してくれるような役割も果たします(^▽^)/
塗膜の保護効果が切れた状態が続くと、モルタルが紫外線の影響や雨水の浸透と乾燥を繰り返すことによる負荷がかかり、耐久性が下がっていきます。
自然とクラックが発生しやすい状態となってしまいますので、色褪せや軽微なクラックを見つけた場合は外壁塗装による対策を検討する時期になっていると言えますね(*^^)v
写真は今回の調査で発見したクラックとなります。
モルタル外壁にクラックが発生した場合、初期症状として現れる0.3㎜以下の幅のヘアクラックであれば緊急の対応は必要ありませんが、そこから発展した場合の幅が0.3mm以上の構造クラックの場合は、雨水が浸入し建物内部の腐食に繋がる危険性があるため、早めの修理が必要です。
加えて、3mmを超えるクラックがある場合は、外壁内部から割れが起こっている可能性がありますので、すぐに業者に点検を依頼して必要な対応を確認してもらいましょう。
外壁塗装を検討する際には、弾性機能を備えた弾性塗料での塗装がクラックの補修や防止に効果的です。
弾性塗料は伸縮性に優れており、建物の動きや温度変化に対応できます。
これにより、新たなクラックの発生を防ぎ、既存のクラックの再発も抑制してくれることが期待できます(^▽^)/
ひび割れが発生しやすいモルタルには適した塗料と言えますね。
弾性塗料の一例としてはエラストコートの記事が参考になりますので、ぜひご覧になってみてください！
外壁塗装のサインには苔の発生や色褪せが挙げられます。
モルタル外壁に塗り替えのサインのチョーキング現象が発生しています。
チョーキング現象は塗膜の劣化によって発生し、外壁の見た目だけでなく耐久性も損なう可能性があります。
記事内に記載されている金額は2024年09月10日時点での費用となります。
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