外壁は住宅の外観を保護し、美しさを保つための重要な部分です。
しかし、時間の経過とともに劣化し、外壁張り替え工事などのメンテナンスが必要になります。
この記事では、外壁張り替えの必要性や人気の外壁材の種類、張り替えのタイミングなどについて詳しく説明していきます!
外壁メンテナンスをご検討されている方はぜひご覧ください!
外壁張り替え工事の必要性
外壁張り替えとは、住宅の外壁材を新しいものに交換するメンテナンス方法のことです。
外壁張り替え工事は単に外壁材を交換するだけでなく、下地も含めた補修をすることが可能です。
雨漏りが起きている場合など下地が腐食している場合には、単に表面の外壁を張り替えるだけでは根本的な解決になりません。
また、外壁材自体の劣化が著しい場合も、劣化部分を放置すると外壁全体の強度が低下し、外的要因による損傷リスクが高まります。
このような場合でも、外壁張り替え工事をすることで耐久性を回復させることができます!
経年によって外壁材や下地の劣化が進行した場合には、外壁張り替え工事でお住まいの寿命を延ばしてあげるようにしましょう!
外壁張り替えで人気の高い外壁材の種類
外壁材にはさまざまな種類がありますが、中でも特に人気が高いのが「窯業系サイディング」と「金属系サイディング」です。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
窯業系サイディング
窯業系サイディングは強度が高く耐久性にも優れており、日本の住宅で最も普及している外壁材の一つです。
また、デザインのバリエーションが豊富で、レンガ調や石材調、木目調など、さまざまな外観に対応できるのも魅力の一つです。
窯業系サイディングを長持ちさせるためには定期的な塗装メンテナンスが必要です。
塗膜が劣化すると防水性が低下し外壁材が劣化しやすくなるため、10~15年程度を目安に塗り替えていただくことが大切です!
金属系サイディング
金属系サイディングは、軽量かつ耐久性に優れた外壁材です。
特にガルバリウム鋼板を使用したものが人気で、ガルバリウム鋼板は金属でありながら錆びにくく、耐候性にも優れています。
金属ならではのスタイリッシュな外観が特徴で、現代的なデザインの住宅に多く採用されています。
金属系サイディングのメリットは、軽量であるため建物への負担が少ない点と、耐久性が非常に高いことです。
さらに、メンテナンスの頻度が低く、長期間美しさを保つことができるのも大きな魅力です。
ただし、初期費用が他の外壁材に比べてやや高くなることがある点と、錆止めのため塗装メンテナンスが重要であることに注意が必要です!
外壁張り替えのタイミングの見極め方
現在人気の高いモルタル外壁や窯業系サイディング、金属サイディングなどは、全て耐用年数が30年~40年程度となっています。
そのため、基本的には30~40年を目安に、外壁張替え工事をご検討いただくことがオススメです。
また、外壁の張り替え時期を見極めるためには、いくつかのサインを見逃さないことも重要になります。
外壁にひび割れや剥がれが見られる場合や、全体的な損傷や美観性の低下が著しいという場合には放置せず早めのメンテナンスが必要です。
10年程度を目安に点検や外壁塗装をご検討いただき、外壁をより長く健全に保つようにしましょう!
【実際の施工事例】世田谷区北沢で劣化した板張りの外壁を木目調の窯業系サイディングに張替え工事
世田谷区北沢で外壁張替え工事を実施!
世田谷区北沢にお住まいのお客様にご依頼をいただき、外壁張替え工事を実施させていただきましたのでその際の様子をご紹介させていただきます。
外壁の一部に板が張ってありましたが、劣化によって反りが出ていて浮いているところがありましたので、他の外壁材への張替え工事を実施していきます!
外壁の状態を調べます
外壁に一部に貼ってある板の状態を調べていきます。
羽目板(はめいた)状の木製の板をタテ向きに貼ってあるのですが、雨や経年による劣化で反ってきている状態でした。隣の板に差し込みながら貼っていくのですが、板が反る事で差し込んだ部分が外れていました。
板張りの外壁は窯業系サイディングなどと比べると、こまめにメンテナンスが必要な材料です。定期的に塗装でのメンテナンスが必須な材質の物ですので、自然の影響を受け難い状況を続けていく必要があります。
一番反りが酷い部分を確認すると裏側が完全に見える状態になっています。この状態では雨水が入り込んで更に劣化が進行してしまう事になります。板の厚みは1cmほどの薄い材料でしたので、更に劣化の影響を受けやすくなっていました。
木目調の窯業系サイディングに張替え
外壁に貼ってあった板を剥がすと、雨水を防ぐための透湿防水シートが貼っていないことが分かりましたので、撤去した後は外壁面に新しい透湿防水シートを貼っていきます。
透湿防水シートは、建物の屋根や壁などに使用される防水材料の一種です。このシートは水分を外部から内部に透過させず、同時に建物内部で発生した水蒸気を外部に逃がすことができる特徴を持っています。透湿防水シートは、建物内部の湿気や結露を防ぎながら、雨水や外部からの水の侵入を防止する役割を果たします。
透湿防水シートは、通気性がありながらも水を通さない素材で作られています。これにより、建物内部の湿気が外部に逃げることができるため、カビや劣化を防ぐことができます。また、外部からの雨水や湿気の侵入を防ぐことで、建物の耐久性を高めることができます。
雨漏りの原因になりやすいのがサッシ回りです。
外壁を貼った後にもサッシ回りは雨水が入らない様にしますが、重要なのは壁の中の処理です。外壁を張る前にサッシ回りには防水テープを貼って雨水の浸入を防いでいきます。
新しく貼るのは窯業系サイディングです。
窯業系サイディングは、セメントと繊維質原料、そして混和材を使用して成型される外壁材です。その特徴は豊富なデザインバリエーションにあります。窯業系サイディングは型があれば様々なパターンやテクスチャーを実現することができ、施工時には複数枚のボードを組み合わせて使用されます。この外壁材は、デザインや模様が表面に施されており、見た目の美しさだけでなく耐久性も備えています。
街の外壁塗装やさんでは、建物の状況を正確に把握して適切な工事費用でご提案させていただきますので、建物の事でお困りのことがございましたら街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2024年10月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。