日本の戸建て住宅で最も普及しているのは「窯業系サイディング」で、なんと約8割にも及ぶとされています(^▽^)/
一見すると外壁は素材や種類が異なるように見えることも多いのですが、窯業系サイディングは木目調やレンガ調などの多種多様なデザインが存在しているため、実際には多くのお住まいの外壁材に使われているのです。
そんな窯業系サイディングですが、実はリフォームの市場を見てみると金属サイディングの方がシェア率はずいぶん前から高くなっています。
なぜ窯業系サイディングではなく金属サイディングがリフォームで選ばれるようになったのか、その一因である外壁材の重量について見ていきたいと思います(*^^*)

外壁材の種類ごとの重さ
まずは外壁材の種類ごとの重さをチェックしてみましょう。
▼外壁材の重量(㎡)
・モルタル:約36.4㎏/㎡
・窯業系サイディング:約17.3㎏/㎡
・金属サイディング:約3.6~7㎏/㎡
こうして並べてみると、窯業系サイディングよりも金属サイディングが遥かに軽量であることが分かりますね。

外壁材の重さがリフォームにおいて重要な理由
外壁材の重さは建物の耐久性や耐震性に影響を与えます。
地震時の揺れは重い建物の方が大きくなりますので、構造部への負荷も掛かりやすくなります。
そのため、お住まいの重量の中でも大きな割合となる外壁材の軽量性は、地震への影響を考慮するならかなり重要視される項目となったのです。

実際、屋根材にも同じ流れが来ているのをご存知でしょうか(^▽^)/
現在の屋根の主流と言えば、軽量で頑丈な金属屋根材です。
金属屋根材のシェア率が上がった理由にも、この「軽量」という特徴がもたらす耐震性の高さが大きく関わっています。

今後の外壁材の主流は変わる?
前述したように、現在の屋根材の主流はガルバリウム鋼板やSGL鋼板、ジンカリウム鋼板などを取り入れた金属屋根材です(*^^*)
金属屋根材は新築・リフォームのどちらでも最も高いシェア率を獲得しています。
外壁材はリフォーム市場でのみ金属サイディングがトップシェアとなっており、新築住宅においては窯業系サイディングが最も使用されています。

窯業系サイディングは金属サイディングよりも製造や施工のコストが抑えやすいため、新築の場合では選ばれやすいのです。
ただ、金属サイディングは耐震性と耐久性に優れ、メンテナンス頻度も低いという優れた特徴があるため、今後はどんどん施工件数を増やしていくのではと考えられます(*^^)v
事実、屋根材においてもスレート屋根の方が費用は安価で済みますが、金属屋根材がトップシェアになっていることからも性能重視の流れになっていることが分かります。
まとめ
窯業系サイディングと金属サイディングはそれぞれ特性が異なるため、外壁材の選択には慎重さが必要です。
ただ、外壁リフォームを行うのであれば耐震性に優れた金属サイディングがオススメとなります(^▽^)/
私たち街の外壁塗装やさんでは、金属サイディング・窯業系サイディング・モルタル・ALCなど幅広い外壁材へのメンテナンス・リフォームに対応しております。

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記事内に記載されている金額は2025年03月05日時点での費用となります。
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