外壁の継ぎ目やサッシ周りに使われているコーキング(シーリング)は、紫外線や風雨にさらされ続けることで徐々に劣化が進んでいきます。
「どんな劣化症状が発生するの?」「コーキング材が傷むとどんなデメリットがある?」といった疑問に今回はお答えしていきます(*^^)v

※一般的に外壁塗装時などで用いられる「コーキング」と「シーリング」は同じ意味、同じ部材を指す言葉として使用していますので、今回はコーキングで統一しております(^▽^)/
コーキングの劣化症状
初期の劣化症状としては、外壁の目地に打たれているコーキングの表面が硬くなり、ひび割れが目立つようになります。
さらに劣化が進行すると、剥がれや痩せといった現象が起こり、コーキング材が目地から剥がれて隙間ができてしまうこともあります。

見た目に異常がない場合でも、新築時に使用されているコーキングの耐用年数はおよそ5~10年が目安とされており、築年数が経過している住宅では早めの点検をおすすめいたします。
外壁目地に打たれたコーキングの役割とは

また、目地部分の緩衝材としての働きにより、外壁材のひび割れ防止にもつながっています。
劣化したコーキングの隙間から雨水が浸入すると、内部の断熱材や構造材にまで影響を及ぼし、雨漏りや建物の腐食を招くおそれがあるため注意が必要です。
劣化を発見したら、早めに対策を取るようにしてください(^▽^)/
コーキング打ち替え工事は外壁塗装とセットで
コーキングの補修には「打ち替え工事」と「増し打ち工事」の2種類がありますが、外壁の目地部分には「打ち替え工事」が基本的に採用されます。

打ち替え工事では、これまで使用していた古いコーキングを取り除き、新しいコーキング材を打ち替えます。
コーキングは高所の目地にも打たれていますので、工事の際には足場が必要になります。

そのため、同じく足場を必要とする外壁塗装と同時に行うことで、別々に発生するはずだった足場代のコストを抑えることが可能となります(^▽^)/
実際、多くのリフォーム会社では外壁塗装とセットでコーキング打ち替え工事を提案しています。
タイミングを合わせることで、作業効率が良くなり、仕上がりも美しく保てます。
また、コーキングの上から塗装を施すことで、耐候性や密着性が高まり、長持ちさせる効果も期待できます。
外壁のメンテナンスを検討する際は、コーキングの状態もあわせてチェックし、必要に応じて打ち替え工事を取り入れることが大切です。

私たち街の外壁塗装やさんでは、基本的に外壁塗装の際にはコーキングの打ち替え工事もセットで行わせていただいております。
打ち替え工事自体のみでの相場は900円~1,200円/mですが、足場が必要になることなどを含めるとかなりの費用になってきますので、ぜひ外壁塗装と同時に行って雨漏りの原因を予防しましょう(*^^)v
記事内に記載されている金額は2025年04月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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