住宅の外壁やサッシまわりにある「目地コーキング」は普段意識されることが難しい場所ですが、実は非常に重要な役割を担っています(^^)
防水・防塵・緩衝など外壁の劣化や雨漏りを防ぐ役割を担っている事から、劣化を放置することで思わぬトラブルの原因にも繋がります!
今回は、そうした「目地コーキング」の基本的な役割から劣化症状、補修方法の違いまで詳しい情報をご紹介いたします。

目地コーキングって何?役割と重要性

まず、「コーキング(シーリング)」とは外壁やサッシ周りにある「すき間」に充填されているゴムのような素材です。特に、外壁材と外壁材のつなぎ目に施されている部分は「目地コーキング」とも呼ばれ、建物の防水性・耐久性を保つために非常に重要な役割を担っています(^^)/
その主な役割は、以下の3つです♪
・雨水の侵入を防ぐ防水機能
・建物の揺れや伸縮に対応する緩衝機能
・ホコリや虫の侵入防止
特に、日本のように四季があって温度差が大きい環境では建物が膨張・収縮を繰り返すため、コーキングがしっかりしていないと外壁材のひび割れや雨漏りの原因にも繋がります!
目地コーキングの劣化症状

こちらは、稲城市矢野口のお住まいで調査をさせていただいた、目地コーキングです。劣化によりひび割れが生じており、隣接する外壁材も同様にひび割れてしまっています(>_<)
多くの住宅で採用されているサイディング外壁やALC外壁ですが、その目地に施されているコーキングは経年により劣化が進行してしまいます(>_<)劣化が進むと、
・弾性が失われることによる硬化
・ひび割れや剥がれ
・肉痩せや破断
などを生じさせ、様々なトラブルを招いてしまいます。
外壁のメンテナンスと言えば外壁塗装や外壁材の補修に注目しがちですが、目地コーキングの定期的なメンテナンスも非常に重要です!
目地コーキングの補修方法|「増し打ち」と「打ち替え」の違いとは?

コーキングの補修方法には、大きく分けて「打ち替え」と「増し打ち」の2種類があります。【打ち替えとは?】
古いコーキングをすべて撤去してから、新しいコーキングを打ち直す方法
◎メリット:新品同様の耐久性が得られ、しっかりと防水性能を回復できます!
✖デメリット:手間がかかる分、増し打ちよりもコストが大きい
【増し打ちとは?】
既存のコーキングの上から、新しいコーキング材を重ねて充填する方法
◎メリット:打ち替えよりもコストが掛からない
✖デメリット:古いコーキングが残っているため、耐久性が低い
一般的にコーキング補修は、防水性・耐久性を新品同様に回復できる打ち替え工事によって行われます。
一方、増し打ち工事は耐久性にそれほど期待でないため、あくまで応急処置的な対応として使用されるケースが多いと言えます。
DIYによる修理はおすすめ出来ません!業者に依頼するメリット

「ちょっとだけの補修なら自分でできるかも…?」そう思ってしまいがちですが、たとえ軽微なコーキング補修でもDIYではなくプロの業者にお任せする事がおすすめです(>_<)その理由としては、
●適切な下地処理やプライマー処理ができないとすぐに剥がれてしまう
●コーキング材の選定を間違えると劣化が早まる
●均一に仕上げるには技術が必要…見た目も悪くなりがち
などが挙げられます。
補修工事の失敗を防ぐためにも、コーキングのお困りごとは私達プロの施工業者にお任せください(^^)/
まとめ
外壁のコーキング目地は、建物の防水・耐久性を支える重要なパーツです。劣化が進むと雨漏りや外壁材の損傷につながる可能性もあるため、定期的なチェックと適切な補修が非常に大切となります(^^)/
街の外壁塗装やさんでは、点検~お見積りの作成まで無料で対応しております。
「コーキングのひび割れが気になる…」とご不安をお持ちの方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2025年05月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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