見た目以上に面積が広くなる折板屋根。
リフォームや塗装工事の際には、見積もりの基準となる「面積の計算方法」がとても重要になります。
この記事では、折板屋根の特徴や、展開面積の求め方、見積もり時の注意点について「街の外壁塗装やさん」の視点でわかりやすく解説いたします!
折板屋根の面積はどう求める?見積もりや工事の前に知っておきたいポイント!

折板屋根(せっぱんやね)は、波型に成形された金属製の屋根材で、特に工場・倉庫・体育館などの大規模建築に多く使われています。駐輪場の屋根などでも使われていることが多く、皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか?
強度が高く、積雪や強風にも耐えられるため、耐候性・耐荷重性に優れているのが魅力です(^^)/
折り曲げ加工によって水の流れがスムーズになるため、雨漏りもしにくく、防水性も抜群!
…なのですが、屋根材自体が波形をしているため、見た目以上に面積が広くなるという特徴があります。
折板屋根の面積、なぜ実際より大きくなるの?
折板屋根は「見た目の平面サイズ(水平投影面積)」と「実際の施工面積」に大きな違いがあります。
これは、屋根の波形が立体的になっているためです。
つまり、屋根材の凹凸分を含めた面積=実面積(展開面積)が、実際の施工量や塗装面積として必要になるわけですね!
面積を計算する時に使う係数とは?
折板屋根の面積を正確に把握するには、「係数」の理解が欠かせません。
折板屋根は波型に成形された金属板で、その山の高さにより実際の表面積が変わります。
つまり、平らに見える面積以上に塗装すべき面が広くなるのです。
この増加分を反映するために使用されるのが「係数」です。

係数は、折板屋根の山の高さによって設定されており、
例えば…
山高88mmの屋根には1.44、
山高150mmの屋根には1.69
が一般的に用いられます。
この数字は、見た目の面積に対して何倍の実面積があるかを示しています。
屋根が波打っているぶん、平面の1.44倍や1.69倍の面積になる
…ということなのです!

面積の求め方は非常にシンプルで、
「斜面の長さ × 軒の長さ × 係数」
で算出できます。
たとえば、斜面の長さ20m、軒の長さ10m、高さ88mm(係数1.44)の場合、「20 × 10 × 1.44 = 288㎡」が塗装対象面積となります。
このように係数を正しく使えば、塗料の必要量や施工費用を適正に見積もることができます。
業者によって係数の扱いが異なる場合もあるため、確認は必須です。
面積から分かる!見積もり時の注意点
折板屋根のリフォームや塗装を検討する際、面積の違いに注意が必要です。
面積とともに、勾配や高さも重要!
折板屋根は、傾斜の度合いやパネルの高さによっても実面積が大きく変わります。
そのため、現地調査を行った上で正確な数量を計算することが大切です(^^)/
折板屋根の工事では正確な面積把握がカギ!

塗装や防水工事を行う際、材料費や人件費の計算の基準になるのが「面積」です。
とくに折板屋根のような特殊な形状の屋根では、実面積に基づいた正確な算出が非常に重要です。
街の外壁塗装やさんでは、経験豊富なスタッフが現地調査を実施し、展開面積を正確に測定いたします。
その上で、無駄のない適正価格のお見積りをご提案しますので、安心してご相談くださいね(^^♪
まとめ
折板屋根の施工では、凹凸を考慮した展開面積の把握がとても大切です。正しい面積を知らないまま工事を進めてしまうと、予算オーバーや材料不足につながる可能性も…。
街の外壁塗装やさんでは、屋根の状態や面積をプロの目でしっかり調査し、適切なご提案を行っております。
点検・お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいね(^^)/
記事内に記載されている金額は2025年06月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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