現地調査

練馬区豊玉南にお住いのK様より「サッシ上部から雨漏りしている。様子を見てほしい」とのご依頼をいただき、今回調査に伺いました。
現地に調査へ伺い、雨漏り箇所となるサッシの下部には、雨垂れによる影響でシミが出来ていました。
築11年程で雨漏りをしてしまったという事で、お客様も大変ご不安になられているご様子でした。
まずは雨漏り箇所を特定する為にK様には散水試験による雨漏り箇所の特定をご提案させていただきました。
散水試験とは、雨漏り箇所を特定する為におこなわれる手法で、雨の状況を再現して実際にお家のどの部位から雨漏りをしているかを確認します。
散水試験の費用につきましては、55,000円~承っております。
散水試験の実施


現地調査の際に雨漏りが疑われる箇所に散水試験を実施したところ、サッシ上部より雨漏りが発生いたしました。
窯業系サイディングの目地から浸入した水が内部を伝ってサッシ周りの防水処理が甘いせいか中へ入り込み、室内に水が入ってきてしまう状況だと推定しました。
窓には多様な種類があり、中には室内空間を広く感じさせる出窓だったり魅力的な構造をしているものもありますが、どんな窓も雨仕舞が不十分だと雨水の浸入を許しやすい箇所となります。
今回の現場では特に、サッシの上部のサイディングとサッシまわりの取り合い部分から浸水している形跡がありました。
K様には「なるべく費用を抑えたい」というご要望をいただいており、サイディングの部分脱着をし、防水処理をおこなう防水工事をご提案させていただきました。
ご検討の末、今回工事へと足を運ばせていただく形となりました。
窯業系サイディング部分脱着工事
窯業系サイディングの脱着

まずは、雨漏り箇所のサッシまわりのサイディングを外していきます。
今回の工事だと、サイディングの張り替えではなく、一度外して内部の防水処理をしっかりとおこない、再度既存のサイディングを取り付けるという内容になります。
サイディングの取り外し時は釘抜きを使って釘を抜いていくので、既存のサイディングをえぐってしまい割れや欠けの原因にもなってしまうので、慎重におこなっていきます。

サイディング取り外し後は、サッシまわりの防水処理をおこなっていきます。
既存のサッシまわりの内部は既存のブチルテープが劣化によりボロボロになっており、サッシまわりと下地の取り合い部には隙間ができておりました。
サッシまわりと下地の取り合い部にブチルテープでしっかりと防水処理をおこないました。
工事完了


防水処理が終了したら、最後に取り外ししておいたサイディングを再度取り付けて、工事完了となります。
サイディングを取り付ける際にビスをハンマーで打ち込んで止めていくのですが、打ち込む際にもサイディングの割れや欠けが発生する可能性があるため、細心の注意が必要です。
工事後に散水試験を再度実施し、雨漏りするかの確認を改めておこない、雨漏りは発生しませんでした。
K様に施工後の仕上がりを確認いただき、雨漏りが起きないこと含め、大変満足されているご様子でした。
今回の窯業系サイディング脱着工事は230,000円(税込み)にて承らせていただきました。
規模や使用する材料によって値段は変動してくるので注意が必要です。
窯業系サイディングの工事以外にも、私たち、街の外壁塗装やさんではお家全体の工事を取り扱っています!
少しでもご自宅の気になるところや、ご不安ございましたら是非お気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2025年09月19日時点での費用となります。
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