今回の現場では、経年劣化によるサビの進行が複数箇所で確認され、早期のメンテナンスが必要な状態でした。
本記事では、実際の現場写真を交えながら、鉄骨階段塗装の重要性と適切なメンテナンス方法をご紹介いたします。
1.杉並区久我山で確認された鉄骨階段の劣化状況
鉄骨階段は屋外に設置されていることが多く、雨水・紫外線・温度変化の影響を強く受けます。
そのため、塗膜が劣化すると一気にサビが広がり、強度低下にもつながります。
今回の現場でも、階段の踏板(ふみいた)部分だけでなく、裏側にもサビ汁が垂れ出している状態が確認されました。

階段の裏側は雨水が滞留しやすいため、サビがもっとも進行しやすい箇所です。
写真のように赤サビが広範囲に広がり、腐食が進んでいることが分かります。
この状態を放置すると、鉄板が薄くなり、踏み抜き事故の原因にもなりかねません。

階段表面の防水シートの側面や蹴込み部分には、多数のサビが発生しています。
塗膜が完全に失われ、素地が露出してしまっている状態です。
特に外階段は人が頻繁に往来するため、安全性の観点からも早急なメンテナンスが必要となります。

踊り場周辺では、鉄部と外壁タイルが接する部分にサビが発生していました。
これは鉄部の塗膜劣化だけでなく、雨水の侵入による腐食が原因と考えられます。
このまま放置するとサビが外壁側にまで広がる可能性があるため、早めの対策が必要です。

階段全体を見ると、サビが面で広がりつつあることが分かります。
ここまで劣化が進むと、塗装前には入念なケレン作業(サビ落とし)が欠かせません。
ケレンのレベルが仕上がりを大きく左右するため、専門業者による確実な施工が求められます。
鉄骨階段のサビは見た目の問題だけでなく、建物の安全性に直結します。
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・踏板が腐食し、踏み抜き事故の危険性が高まる
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・鉄部の強度が落ちることで階段全体の耐久性が低下する
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・サビ汁が外壁に流れ、タイルや塗装面が汚れる
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・美観が損なわれ、建物の資産価値が下がる
特に集合住宅・テナント物件の場合、事故が起きるとオーナー様の責任問題にも発展します。
そのため、鉄骨階段塗装の定期メンテナンスは必須といえます。
3.街の外壁塗装やさんが行う鉄骨階段塗装の流れ
①サビの状態を精密に調査
サビの深さや鉄板の腐食具合を細かくチェックし、補修の可否を判断します。
必要に応じて強度検査も行います。
②ケレン作業(サビ落とし)
鉄部塗装で最も重要なのがケレン作業です。
サビを残したまま塗装すると、早期剥離や再サビの原因になります。
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・1種ケレン:全面ブラスト
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・2種ケレン:機械工具でのサビ落とし
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・3種ケレン:手工具でのサビ落とし
現場状況に応じて最適な方法を選択します。
③防錆下塗り(サビ止め塗料)
サビの進行を完全に抑えるため、高性能サビ止め塗料を塗布します。
エポキシ系サビ止めなど、耐久性の高い材料を使用します。
④中塗り・上塗りで保護機能を強化
鉄骨階段には耐候性・耐摩耗性に優れた塗料を採用。
雨・紫外線・歩行摩耗に強い仕上げにすることで、大切な階段を長寿命化します。
4.杉並区久我山で鉄骨階段塗装をご検討中の方へ
鉄骨階段は見た目以上に劣化が進んでいるケースが多く、定期点検とメンテナンスが欠かせません。
サビは一度進行すると元には戻らず、放置するほど補修費用も高額になります。
街の外壁塗装やさんでは、
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・杉並区久我山をはじめとした地域密着体制
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・専門的な鉄部メンテナンス技術
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・明瞭な見積もりと丁寧な説明を徹底しております。
「階段のサビが気になる」
「入居者が安心して使えるようにしたい」
など、どんなご相談でもお気軽にお問い合わせください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2025年12月03日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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