江東区南砂のお客様から「コロニアル屋根を塗装したい」というご相談があり、その事前点検に参りました。お客様のお家の屋根はドーマーがあるコロニアル屋根です。コロニアルはケイミュー社の製品名で一般的にはスレート(化粧スレート)と呼ばれています。ちなみカラーベストはケイミュー社のスレート屋根材シリーズを指す言葉で、正確にはカラーベストシリーズの1つであるコロニアルということになります。塗装業者にはコロニアルと言っても、カラーベストシリーズと言っても、きちんと伝わりますのでご安心ください。

お客様のコロニアル屋根ですが前回、塗装してから大分、年月が経過しているらしく、雨水が滞留しやすい各屋根材の下端部が変色しています。本当はここまで変色する前に塗り替えてあげるのが理想です。
塗り忘れられた?部分あり


経年の傷みで塗膜が剥がれている部分もあります。それよりも問題なのは塗装されていない部分があることです。何なのでしょうか。塗られていない部分と塗られている部分の境目がほぼ直線ですから、意図的にしか思えません。以前、太陽光を使う機器か何かを設置していたのでしょうか。それにしては塗られていない面積が狭すぎます。
塗装されているアンテナケーブル


アンテナケーブルが屋根と同じ色をしています。おそらく屋根塗装時に塗られてしまったのでしょう。どのような塗料を使ったかは不明ですが、油性塗料などには溶剤が含まれており、それがケーブルの被覆部を溶かしてしまうこともあります。このようなことはやらない方がいいのです。雨樋の手前の最下端の部分には苔が繁殖していました。スレートの状態としては塗装は可能ですが、塗られていない謎の部分、塗装されたアンテナ線など、これまでの詳しい履歴が分からないし、お客様もくわしい経緯は分からないそうので屋根葺き替えや屋根カバー工法をした方が後のためにもいいかもれません。お客様とお打ち合わせを重ねて、どのような工事をするかを決めていきます。
記事内に記載されている金額は2019年04月04日時点での費用となります。
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