3年前に塗装をするも、既に錆が発生!もう少し耐久力のある塗材、若しくはやり方は無いのでしょうか?

テナントビルやマンション、アパートのオーナー様からのよくあるご相談で、「鉄製部分の錆が気になるので何とかしたい」というご相談を多々お受けします。特に大中規模の物件は、構造的にも鉄の使用が多く見られ、階段やデッキ等様々な部分で使用されていますので、見た目の面においても、錆が出てくると借り手が見つけづらい等、やはり気にされるケースはよくあります。今回、この中央区新川のテナントビルも入口エントランスの一番目に付くところの天井鉄部にこのような症状が発生し、一度見てもらいたいとのご相談をお受け致しました。
塗装はただ色を付けて塗るだけに非ず!このひと手間が重要です!

お話しを聴いてみると3年前に塗装工事をしたばかりとの事で、オーナー様ご自身も症状が出てしまうのが少し早いのではないかとというような疑問を持たれておりました。そこで、やはり塗装の場合、水を吸って劣化した状態のところに塗っていくので、ただ塗るだけでは最初のうちは綺麗になっても、直ぐに剥がれたり、鉄の場合は錆が出てきてしまう事をご説明しました。要は錆びたところのケレンと呼ばれる削る作業や、塗料を乗せる前の下地処理が非常に重要となってくるのです。

当社の場合、ケレン作業で徹底的に削れるところは削り取り、その後の下地処理として、鉄錆については、サビキラーと言う錆をこれ以上拡大させない薬剤を塗布していきます。錆の大きな特徴として錆びた場所からどんどん広がり拡大していくと言った特徴があります。まるで生き物と一緒です。よって、錆を広がってしまう特性を持つ赤錆から、広がらない特性の黒錆への変換、これを薬剤を塗布していく事で実施し、先ずは下地の強化を図っていくのです!
現在ある錆の症状を抑える事!その下地を作ってから塗装する事が、より耐久力を向上させる上で重要な工程となるのです!

ケレン作業、サビキラーの塗布、下地強化の為の細かく地道な作業ですが、これらのひと手間をしっかり行うか行わないかで耐久力は大きく変わってくるのです!塗装をすれば綺麗になる!では、本来のお住まいを守る!と言う塗装の意味を達成できません!

やはり、塗装工事が持つ本来の意味合いであるお住まいを雨や陽射しから守る!塗装工事をする事で1日でも長く大事なお住まいの状態を保っていく!その観点から地道なひと手間を大事にしていく!このように思って取り組んでいく事が何にも増して重要なことなのです!
記事内に記載されている金額は2020年11月04日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。