外壁のチョーキングや継ぎ目シーリングの割れ。これらは塗装工事のサインです!

サイディングの外壁は地震、火事に強い外壁と言われ、現在日本の新築家屋において最も使用されている外壁です。このサイディングには実は複数種類があり、窯業系、金属、塩ビなどが挙げられ、一般的に一番使用頻度の高い物がこの写真にみられる窯業系サイディングとなります。窯業系サイディングは表面に塗装、若しくは焼付プリントがされており、防水性を与えて加工されております。

この窯業系サイディングはセメントが主原料で、これに繊維質の材料と混和剤を加えて工場で加工され、表面に先程ご紹介した防水性を与えて作られています。要はセメントが主原料なので特性として水を吸う性質があり、よって表面には防水性を与える必要があるのです。しかし、どうしても年数と共にその防水性に限界が来ると、チョーキングやシーリングの割れと言った症状に繋がり、傷みが目に付くようになる訳です。
要注意!サイデイングは変形します!

今回、無料点検で現状確認を行いましたが、チョーキング、シーリングの割れ、更に外壁の反りが所々に出ておりました。継続的に水を吸い過ぎるとこのように変形してしまうのです。それによって継ぎ目シーリングも引っ張られ、割れが出てくるという構図とも言えます。

更に劣化が進むと、サイディングに打ってある釘が反ろうとする力とぶつかり、結果釘の力が勝り、サイディングの角が釘の部分から割れてしまう事もあるのです。ここまで来るとこの症状は直りません。割れた箇所をシーリングで補修するのが精一杯となってしまうのです。
外壁材が割れると補修は出来ますが、元には戻りません!お傷みや症状が出る前に、早めのお手入れをお薦めします!

サイディングは非常に優秀な壁材ですが、やはりお手入れは定期的に且つ早めに行うべきです!それらを実施する事で、良い状態を保つと共に耐久性を維持し、壁材としての本来の機能を発揮し続けます。サイディングは水を吸いやすい性質。それと表面には防水性が必要。この2点を留意して頂き、これからの外壁塗装工事等のリフォーム計画に役立ててください!
記事内に記載されている金額は2019年04月16日時点での費用となります。
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