本日は府中市府中町にて、屋根塗装前点検に伺った模様をお伝えします。
今回のお客様は今年で築17年目になるお住まいで、昨年の台風でご近所のお住まいが被害に遭われてしまったという経緯があり、お客様もお住まいの屋根がご心配ということで、雨漏りはまだしていないのだが一度点検してほしい、とご依頼をいただきました。築17年目になり、そろそろ不具合が出てもおかしくない時期ととらえ、点検のご依頼に踏み切ったとの事です。なお、私達街の外壁塗装やさんでは、ただいまマスク着用など、新型コロナウイルス対策を行いお伺いしております。よろしくお願い致します。
塗膜の劣化によって苔が繁殖
今回のお客様の屋根は化粧スレートを使用しています。築17年ということで、やはり全体的に塗膜が劣化しており、色褪せた感じがぬぐえません。スレート全体が苔の繁殖により茶色に変色して見えてしまっています。これは表面の塗膜面が劣化して防水性を失ってしまったため苔が繁殖してしまったようです。スレート屋根そのものはセメントベースで形成されていますので、元々防水性がありません。ですので、塗装を行う事によって防水性を補っています。その塗膜は経年劣化しますので、定期的な塗装工事が必要となります。
強風と貫板の劣化により釘が浮いてしまっています
棟板金を見てみますと、複数個所で釘の浮きや抜けが確認できました。台風の後も特に雨漏りもされなかったとの事でしたので、何もしてこなかったとの事ですが、あちらこちらで釘の浮きが目立ちます。原因として台風などの強風によって煽られて釘が浮いてしまったという事もありますが、築17年ですので貫板の劣化も十分にあり得ます。今回を機に交換されるのがいいでしょう。
お客様には撮影した写真をご覧いただきながら屋根の状況をご説明いたしました。棟板金交換工事と、スレート屋根の高圧洗浄、塗装工事をご提案させていただきました。塗装には耐候性、耐久性バツグンの日本ペイントのファインパーフェクトベストをおすすめしました。
記事内に記載されている金額は2020年09月06日時点での費用となります。
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