小平市栄町で屋根の調査をおこないました。1階の屋根は金属屋根でそろそろ塗装工事を検討しているという事でお問合せをいただきました。
数年前に外壁と一緒に塗装をしたそうですが、外壁はまだ全然傷みが出ていないのに屋根の塗装が結構傷んでいるという事でした。建物は南向きで非常に日当たりが良い立地に建っていて、南側と北側にトタンの瓦棒葺き屋根が葺かれています。
南面は上にバルコニーが乗っているので、上から見て劣化しているのがとても気になっているそうです。実際に見てみると全体にひび割れが多く入っていましたが、サビが浮き出たりしているところは有りませんでした。
塗膜が劣化した瓦棒葺き屋根
午前10時頃お伺いしたのですが、南面に道路とお庭が有るためにとても日当たりの良い建物です。一番気になるというお話なのがバルコニーが乗っている1階の屋根です。7年ほど前に外壁の塗装と一緒に屋根も塗装したそうですが、バルコニーの上から確認すると軒先側とバルコニーの下で劣化の状況が全然違っていました。
劣化が違う原因は瓦棒葺きに使用されている板金の違いでした。7年前の建物全体の塗装工事の際に、軒先部分が雨水によって腐食してボロボロになっていた為に下地から直したそうです。その時にバルコニーが屋根の上に乗っている為に軒先部分だけ板金を差し替える様な工事をおこなったそうです。
元々葺かれていたのがトタンでしたが、軒先の新しく葺き替えた部分はガルバリウム鋼板を使用していましたので、塗膜の劣化の差に繋がっていました。
トタンとガルバリウム鋼板との取り合い部分が少し不安ですが、今の所雨水などの浸入は起きていませんでした。トタン部分のヒビ割れを見てみると、丸い円形状にひび割れが起きている事が分かります。一か所だけではなく何か所もこの様なひび割れが起きているのですが、塗装工事をおこなう際には浮いたひび割れ部分は綺麗に剥がさないとなりません。
金属屋根はスレートなどよりも熱による収縮が大きいので、表面の塗膜が追従できずにヒビ割れが起きてしまいます。また、サビによって内側から塗膜を浮かせてしまうため下地処理も重要になります。
日が当たりにくい北面の状態
北面は日が当たりにくいので表面にコケがビッシリと生えていました。屋根の勾配が緩いので水捌けもあまり良くなく、塗膜も劣化して撥水性が落ちてしまうので、外壁と同じ様に屋根にもコケが付着してしまいます。
南面の様に日当たりが良くありませんので、板金の収縮は少ないためヒビ割れは南面よりも出ていません。何か所かはひび割れているところがありますので、浮いた部分をケレンで剥がしてサビ止めをしっかりと塗ってから仕上げの塗装をおこなう必要があります。
小平市栄町で調査した金属屋根は、塗膜の劣化が全体的に出ておりましたので、サビが広がる前に屋根塗装工事でのメンテナンスをお勧めしました。
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