調布市深大寺北町で塗装工事を検討中のお客様の調査に伺いました。屋根と外壁の塗装工事を御検討中なのですが、建物の作りと立地条件で梯子を架ける事が出来ない為、ドローンを飛ばして屋根の状況を確認しました。
ドローンを飛ばすには飛行許可申請が必要で、今回伺った地域は民間の飛行場が近くにあるために、そちらへの許可申請も必要になります。そのため、今回伺ったのは再調査となります。ドローンを飛ばす事で屋根全体の状況確認と併せて、近くに寄って屋根材や棟板金などの傷み具合も確認する事が出来ます。下地の傷みなどはドローンでは確認する事が出来ませんので、小屋裏など建物の内側から劣化状況を確認する事を一緒におこないます。
ドローンで屋根調査
梯子が安全に架けられる部分が無い為に、屋根の調査はドローンを飛ばしています。屋根全体を見る事が出来、大分近くまで寄ってカメラをズームする事で、棟板金の釘の様子も確認する事が出来ます。
一度もメンテナンスをおこなった事が無いスレート葺き屋根でしたので、表面はコケや汚れが付着していましたが、割れなどの劣化は見られませんでした。若干反りが出始めていますが、撥水性を元の状態に戻してあげればこれ以上の劣化を抑える事は可能です。
外壁はラップサイディング
建物は輸入住宅で外壁はラップサイディング仕上げになっています。鎧張り(よろいばり)とも呼ばれる施工方法で、下のサイディングに上のサイディングを重ねて張る方法をいいます。
昔の建物は木の板を鎧張りで張っていましたが、サイディングでもこの張り方が可能です。洋風な建物に多く見られる施工方法で、輸入住宅で多く取り入れられています。
新築時に塗装をおこなっていますが、表面はチョーキングが出ていて撥水性が落ちてしまっているので、塗装工事は必要です。通常のサイディングと同じ様に目地がありコーキングが打ってありますが、劣化していてヒビ割れが出ていましたので、塗装工事と一緒にコーキングの打ち替えもおこないます。
軒天の染みは雨漏りなのでしょうか
バルコニーは建物から跳ね出す様に造られていて裏側は軒下と同じ仕上げになっています。軒天という部分ですが、染みが全体的に出来ています。上がバルコニーになっていますので、雨漏りの可能性も考えられますが、今回のケースは長年の汚れの付着と湿気によるものでした。表面はカビが生えていますので、木下地の湿気で腐食している可能性がありますので、軒天は張り替え工事をお勧めします。
調布市深大寺北町で調査した建物は、ドローンでの屋根調査と外壁の調査の結果、屋根塗装工事・外壁塗装工事でのメンテナンスをご提案しました。
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