本日は府中市若松町にて行いました、屋根メンテナンス調査の模様をお伝えします。今回ご紹介いたしますお客様は、今年で築18年になるお住まいで、そろそろ屋根の汚れや傷みが気になってきたので塗装や補修をお願いしたいとのご依頼でした。具体的に雨漏りなどの症状が出ているという事ではないようです。
築18年目の化粧スレート
それでは調査に入ります。お客様の屋根は化粧スレートを使用しています。今年で築18年になるスレートは、今まで塗装工事を行ってこなかったとの事で、やはり塗膜が経年劣化により著しく劣化してきているのが分かります。化粧スレートというのは、セメントをベースとして繊維を混ぜて形成された屋根材で、火に強いというメリットがある一方で水には弱くひび割れしやすいというデメリットがございます。防水性の無さを塗装で補っているのです。その塗膜が劣化してしまっているので、雨水をはじくことが出来ず、全体的にカビや苔が繁殖してしまっている状態です。これ以上劣化させないためにも塗装を行ったほうがいいでしょう。
釘の浮きが多数
同時に棟板金を確認します。9年ほど前に一度強風で外れてしまった事があり、交換された事があるそうです。まだ錆などは出ていないようですが、強風で煽られたのか、あちこち釘の浮きが出てきています。前回交換から数えても9年経過していますので、そろそろ貫板が傷んでくる頃です。やはり今回の塗装工事と同じタイミングで貫板から交換されたほうがいいでしょう。
お客様には点検の時に撮影した写真をご覧いただきながら屋根の状況をご説明いたしました。棟板金の交換工事と、塗装工事をご提案させていただきました。塗装には耐候性、耐久性の非常に高い日本ペイントのファインパーフェクトベストをおすすめしました。
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記事内に記載されている金額は2020年11月29日時点での費用となります。
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