本日は狛江市和泉本町にて、今年で築21年になるお住まいの外壁のメンテナンス調査の模様をお伝えいたします。気が付くといつの間にか外壁のひび割れが目立つようになったので、補修して塗装もお願いしたい、というご相談をいただき、調査にお伺いました。
お客様にお伺いするにあたり、私達街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス感染症対策を行っており、感染リスクを少しでも下げるためマスク着用でお伺いさせていただいております。
築21年経過したモルタル外壁
お客様の外壁はモルタル外壁でした。最近の住宅では窯業サイディング外壁が主流ですが、70年代以降では一般住宅で非常に良く使われた外壁です。洋風にも和風にも合う外壁スタイルで当初はモダンな外壁として流行しました。
まずはその塗膜の状態を直接触って確かめます。指先に白い粉が付着しました。これは劣化した塗膜が白亜化して付着したもので、一般的にチョーキング現象といいます。このチョーキング現象が出るという事は塗装の時期に差し掛かっていると言っていいでしょう。
モルタルは、水とセメントと砂を混ぜ合わせた外壁素材です。意匠性が高く味わい深い外観が魅力的ですが、セメントベースの素材なため防水・撥水性能はほとんどありませんので、雨水からは塗装することにより守ります。しかしその肝心の塗装が劣化してしまうと、雨水などを吸収しやすくなってしまい、カビや藻、苔などが発生しやすくなってしまいます。
微細なクラックが多数発生
塗膜の劣化の影響により、表面にはひび割れが多数発生しておりました。そのほとんどはひび割れ幅が0.3mm以下の微細なクラックでした。微細なひび割れであれば、高弾性塗料などを上から塗布してカバーすることも可能ですが、このまま長期にわたり放置してしまいますと、構造系クラックの場合は大きなクラックに発展し、雨漏りの原因になりかねません。大きなクラックになりますとシーリングを使った補修工事が必要となります。
お客様には点検写真をご覧いただきながら、現在の状況をご説明いたしました。ご提案いたしました工事としましては、高圧洗浄によるモルタル外壁洗浄、塗装工事をご提案いたしました。塗料に関しましては、ひび割れに最適な超高弾性塗料のエラストコートをおすすめいたしました。私達街の外壁塗装やさんでは、末永くお住まいを維持するためにも定期的な点検をおすすめしております。
記事内に記載されている金額は2020年12月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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