調布市多摩川で屋根の塗装工事を検討されている建物の調査をおこないました。スレート葺き屋根は、今まで一度もメンテナンスをおこなった事が無いとの事で、今回は初めての塗装工事になります。
スレート屋根は定期的に塗装工事のメンテナンスが必要な屋根材で、撥水性が落ちて雨水を弾かなくなることで雨水を吸い込む様になり劣化が進んでしまいます。また、表面が保護されていない状態になりますので、紫外線による劣化も進行します。劣化が酷くなると反りや割れにも繋がってしまいますので、塗装工事で撥水性を元に戻し表面を塗膜で保護する事が大切です。
スレートの傷みの状態を確認します
スレート屋根は、屋根の向きによって劣化の度合いが変わってきます。日が当たる南面は紫外線による劣化を受けやすく、北面はコケなどが付着しやすくなっています。はっきりと色が違う屋根もあるくらいです。調査に伺った屋根も北面にはコケが付着していました。
雹による被害は火災保険の対象になります
スレート自体の劣化は全体に出ていましたが、他にも気になるところが有ります。スレートの表面は分かりにくいのですが、棟板金には黒い斑点が付いています。この黒い跡は雹がぶつかった跡です。大粒の雹が降った際に棟板金に跡を付けてしまったので、この症状は火災保険の雹災が適用になります。雹によって被害を受けた部分を元に戻す駄目にかかる費用を保険会社が負担してくれますので、屋根塗装工事と併せてこの部分の修復工事もおこないます。
調布市多摩川で屋根塗装工事を検討中の建物は、雹による被害も受けていましたので火災保険の申請も同時におこなう事になりました。
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