ジョリパットの外壁の劣化症状は
町田市忠生にて外壁塗装をご検討中のお客様邸の調査を行ってまいりました。外壁はジョリパットが使われており、外観からオシャレな雰囲気を感じるようなお宅でした。ジョリパットとはアイカ工業が販売している塗り壁材で、元のモルタル外壁にコテでパターンをつけて施工していきますので、他に同じ模様のない外壁に仕上げることができます。また、しっかりメンテナンスを行うことで50~60年の耐用年数があると言われています。メンテナンスの方法としては日常的に行える方法としてブラシなどで洗浄してあげる方法があります。あまり強い力をかけずに磨いてあげるのがポイントです。劣化が起きてくると色褪せや撥水性の低下が出てきます。色褪せはちょっとずつ起きるものなのでなかなか気付きにくいかもしれません。撥水性の低下が起きてくると、水はけが悪くなってきます。雨が上がった後などに水の跡が残っていたりすると撥水性の低下が認められます。
また、撥水性が低下してくると外壁自体が水気を含むようになってきます。その含まれた水が伸縮膨張を繰り返し外壁のクラックを生じさせます。クラックが出てきたら間違いなく塗装によるメンテナンスが必要です。
ジョリパットの塗装を行う際にもいくつか気を付けなければならないことがあります。まず一つ目として、高い圧力での高圧洗浄は厳禁です。せっかくのパターンが削れてしまう恐れがあります。またジョリパット自体の吸水性が高いので水を多く吸ってしまうことにもなりかねません。二つ目として先ほど挙げたようにジョリパットは吸水性が高いために透湿性の低い弾性塗料との相性が良くありません。弾性塗料を塗ってしまいますと外壁に含まれた湿気などが逃げることができず、塗膜のふくらみなどが生じてきてしまいます。外壁にクラックが生じやすいので塗装後に硬化してしまうフッ素系の塗料もあまりお勧めはできません。
構造クラックには注意が必要です
構造クラックが生じている部分がありました。既存の外壁部よりかなりずれが生じており、このまま放置すると崩落してしまうこともあり得ます。そうなってしまうと土木工事も必要になってきて費用的にもかさんでしまいますので早めの対策が必要です。構造クラックのようなクラック幅の大きなクラックを補修する際はV字もしくはU字にカットしプライマーを塗った後に樹脂で埋める手法を取ります。クラック幅の狭いものに関してはコーキング材を上から押しこんで埋めてあげます。塗装を行った後も跡が目立ってしまうこともありますが雨漏り等々起こすよりかはということですね。
私達街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、マスクの着用を徹底しております。また、調査の際にもソーシャルディスタンスを保ち密にならないように努めております。何かお困りごとありましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年04月06日時点での費用となります。
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