大きな開口クラックが生じていました
日野市栄町にお住まいのお客様より外壁塗装を検討しているので見積をお願いしたいとお問合せをいただき、現地にお伺いしてきました。レンガ調の窯業系サイディングの外壁でおしゃれな外観のお住まいでしたが、築12年程を過ぎたとのことでそろそろ塗装をお考えでした。近くで拝見すると、写真のように開口部にクラック(開口クラック)が生じているところもあり、細かい補修をしてから塗装をした方が良いという状態でした。
直ぐに雨漏りに繋がるものではないですが、補修が必要です
今回の外壁は窯業系サイディングでできていますが、サイディングの外壁には密着工法や通気層を設ける工法の大きく2通りの種類があります。今回の外壁は通気を設けるタイプのもので、このタイプは外から見えている外壁の中は空間になっており、もう一つの壁が中に存在します。そのため、表に見えているサイディングにひび割れが生じたとしても、通気層を通って下から水が排出されるため直ぐに雨漏りにはつながりません。とはいえ、窯業系サイディングはセメントでできていて、塗装されていない無防備な裏面は水を吸いやすく、水が入り込む状態が続いていればパネルの寿命が短くなってしまいます。根本的にはサイディングごと交換する方法もありますが、症状が軽いうちであればコーキングで簡易的に防水するメンテナンスでも十分有効です。
目地のコーキングも要注意です
サイディングの外壁は必ずつなぎ目ができるため、コーキングでつなぎ目を防水処理しています。コーキングは一般的なものであれば7~8年で劣化してしまい、写真の様に剥がれてしまったり穴が空いてしまったりというような症状が出てきます。外壁塗装の際にはこのようなコーキングも全て打ち直ししてあげることが必要になります。放置してそのまま上から塗るだけでは外壁の寿命を縮めることになってしまうので、忘れずにメンテナンスしたい部分です。私たち街の外壁塗装やさんでは、感染拡大が続く新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心していただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年06月15日時点での費用となります。
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