直貼り工法のサイディングは要注意
大田区東矢口で3階建ての木造住宅を点検いたしました。外壁はサイディングの直貼り工法で仕上げられており、現地点で室内への雨漏りが起きてしまっている状態でした。直貼り工法のサイディング外壁は雨漏りを起こしやすい外壁となります。現在の一般的なサイディング外壁の仕上げ方は通気層を設ける施工方法で仕上げられますが、一昔前のサイディング外壁は直接サイディングを外壁に貼る直貼り工法が一般的でした。通気層があればサイディングにひび割れなどが生じたとしても内部の通気層を雨水が通って外に排出されるため、直ぐに雨漏りにはつながらないというメリットがあります。一方で直貼りの場合はサイディングに起きた不具合がダイレクトに影響を受けてしまうため、膨れや剥がれ雨漏りなどいろいろな不具合が起きやすい難点があります。
コーキングの劣化は随所に見受けられました
コーキングの寿命は一般的に7~8年のものが多くなっています。サイディングの外壁はコーキングに防水を任せている部分が多々あり、コーキングのメンテナンスは必要不可欠となります。今回のお住まいでもコーキングの劣化が著しく起きており、隙間がたくさん空いてしまっている状態でした。このままでは他の場所からも雨漏りが起きてもおかしくないといった状態でした。
塗装と併せて打ち替えが必要です
10年に一度は塗装をした方が良いとよく言われますが、サイディングの外壁の場合はそれと併せてコーキングの打ち替え工事も行う必要があります。ここを疎かにすると、外壁からの雨漏りなどに直結してしまうので要注意です。そのためサイディング外壁はメンテナンス費用がそのほかの外壁と比べてコーキング工事分高くなってしまいますので、ご自身のお住まいの外壁の特徴を知ったうえでメンテナンスの計画を立てていくことが大事になってきます。私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年06月15日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。