錆びてしまった鉄骨階段
世田谷区野沢の集合住宅で屋根・外壁の全体的なメンテナンスを検討しているとお問合せをいただき、現地に調査にお伺いして参りました。外階段が鉄骨で、同じくメンテナンスを考えているとのことでしたので拝見いたしましたが、錆の発生が著しい状態でした。建物の築年数は約40年とのことで、外階段はレンガ調の長尺シートが貼られたおしゃれな造りをしていました。しかしながら全体的に錆が発生しており、長期間放置されたことによってシートごと錆が剥がれてしまっている状態になっていました。
塗装だけでは改善が見込めない
錆のせいで長尺シートごと剥がれてしまっている状態なので、このまま上から塗装をしても塗装ごとボロボロに崩れていくことが予想されます。そのため、工事をするとなればまずは既存のシートを全て剥がしてから錆を削り落とし、綺麗にしてから新しい長尺シートを張って仕上げる必要があります。ササラなどの側面部分は塗装仕上げになるのですが、既存の錆が酷い場合は錆止めの塗装を行っても錆を完全に止めることはできません。錆止めと言うので錆を止めるように思う方が多いのですが、錆止め塗装はあくまでも錆を抑制する効果があるだけで、完全に錆を止める力は持ち合わせていません。錆が発生する前にこまめなメンテナンスをしていくことが大事なのです。
状況に応じた適切なメンテナンスを行いましょう
今回のように現地を見させていただいた結果、単純な塗装だけではなく改善に向けた補修工事などもオススメさせていただくことがあります。一番良いのは小まめなメンテナンスを行い小さい金額で建物を維持していけることが理想ですが、なかなかそうも行かず放置していたら大事になってしまっていたということはよくあります。小さいメンテナンスと同じ内容で施工もできますが、根本的な解決が出来なければ何の効果もないもったいない工事にお金を出すということにもなりかねません。状況と併せて工事内容を判断し、適切な工事を行うことが大切です。私たち街の外壁塗装やさんでは、感染拡大の続く新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して行っております。お問合せの際はご安心していただけますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年06月04日時点での費用となります。
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