玄関ドアの塗装の様子をお届けいたします
狛江市
西野川にて玄関ドアが色褪せてきているので塗装をしたいとのご依頼を頂きましたので塗装を行った現場の一部の様子をお届けいたします。築30年程経過し、木製玄関ドアが開色褪せてきて一度ご自身で塗装をされたとのことでした。しかしながら油性の塗料をそのままべた塗してしまったようで、日光で塗膜が劣化し白くなってしまっておりました。玄関ドアは他の木部塗装と同様にただべた塗してしましますと雰囲気が全く違うものになってしまいますので、木目を生かして塗装をするとなると既存の色を剥離剤でしっかりと抜いてあげたのちにステイン系の塗料を使用して塗装をしてあげるのがオススメです。
また、もちろん事前に色決めは致しますが、木材に染み込ませて着色していく性質上、木材の状態によって色が若干異なる場合があるということはお含みおきいただけますと幸いです。
周りをしっかりと養生してから既存の塗膜を剥離していきます。この剥離作業は他の塗装でいうところのケレン作業です。剥離剤を塗布しながらへらなどを使用して少しずつ落としていきます。この作業がのちの着色を左右してきますので丁寧に作業を行っていきます。剥離剤を塗布してはヘラで削っての作業をきれいになるまで行っていきますとだんだんと元の色が現れてきました。作業の進み具合も色の抜け具合によりますので現場によって異なります。剥離だけでその日の作業が終わってしまうといったこともあり得ない話ではないのです。
剥離の作業が終了しました
剥離の作業が終了いたしました。以前のドアに比べて明るくなっておりますが、これは木材もともとの色が現れてきているのです。この後の作業は着色とクリア塗装を残すのみとなります。着色を行うとぼやっとした印象になりますがクリア塗装を行うとしっかりと色が出てきますのでご安心ください。
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