陸屋根の防水層の点検です
渋谷区富ヶ谷にて屋上の防水工事をご検討中のお客様よりご依頼いただきまして調査へ行ってまいりました。屋上が陸屋根になっており、既存の防水としては塩ビシート防水がなされておりました。また、塩ビシートの保護のために同質の長尺シートが上に重ねられており、その長尺シートが裂けてしまっている状態でした。
塩ビシートは塩化ビニルに可塑剤を混ぜることによって柔軟性を持たせたシートで紫外線にも強く耐久性の高いシート防水になります。しかしながら経年劣化によって可塑剤が気化し硬化してしまうとひび割れなどを起こしてしまいます。既存の防水シートは表面が保護されていたためにそれほど劣化が進んではおりませんでしたが、長尺シートは固く変性してしまっておりました。
等間隔に円形の跡があったのでお客様に聞いてみたところ、以前は屋上にて鉢植えで樹木を育てていたとのことで、その名残が残っているのではないかという事でした。重いものを引きずったりすると防水層を痛める恐れがありますので注意が必要になります。今回は長尺シートを貼っていたのでそれほど傷はついておりませんでした。
防水層を重ねる場合には下地の状態に注意が必要です
既存の防水層を撤去してしまうと撤去費用がかさんでしまいますのでお客様のご負担が大きくなってしまいます。そういった場合は防水層を重ねる施工のご提案をさせていただくのですが、その際に注意しなければならないことは既存の防水層の状態です。既存の防水層に浮きが生じていたり破れてしまったりしている場合に上から重ねてしまうと不具合生じてしまいますし最悪の場合雨漏りを誘発してしまう恐れがあります。ですので既存の防水層に傷などが入っている場合には補修をしてから防水層を施工していきます。今回は表面の長尺シートを剥がして酒などを補修し、ウレタン防水の通気緩衝工法を施工するご提案をさせていただきました。
私達、街の外壁塗装やさんでは新型コロナウイルス感染防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとありましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年07月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。