擁壁の塗装がしたい
戸建て購入予定のお客様より、購入予定の建物が擁壁の上に建っており、古い擁壁で見栄えがあまりよろしくないので塗装できないかというご相談をいただきました。よく、ブロック塀のことを擁壁と言われるお客様もいらっしゃるのですが、擁壁とは斜めの土地に建物を建てる際に造られる構造物のことを指しますので、今回の写真のようなもののことを擁壁と言います。
擁壁は本来塗装する対象ではありません
擁壁はコンクリート打ちっぱなしで造られることが多く、耐用年数も非常に長いしっかりしたものです。長年にわたって外にあるため、表面は黒ずんで苔などが大量に生えていることがほとんどです。もはやこの状態が擁壁の姿と思ってもよいと言える状態で、街でよく見かける擁壁も写真と同じような色をしている印象があるのではないでしょうか。思い返してみていただくと、塗装された擁壁を見たことある方は少ないのではないでしょうか。その理由は、擁壁が塗装に向かない構造物だからです。地下から登ってきた湿気が擁壁を通ってくるため、擁壁は湿気が多い状態になっています。そこに塗装を施すと、塗膜が湿気に蓋をするかたちになり、塗膜が風船のように膨らむ現象が起きます。膨らんだらもとに戻ることはなく、膨らんだ箇所が割れて見栄えも悪くなってしまいます。
ひび割れは補修します
擁壁の塗装には、擁壁専用の擁壁コートという塗料が販売されており、基本的にその塗料でないと擁壁を塗ることはオススメできません。胸壁コートは非常に優れた透湿性を持っており、先に挙げた擁壁の湿気問題を解決した塗料です。塗装前にひび割れなども樹脂モルタルで埋めてあげれば、綺麗な擁壁に塗装で仕上げることができます。私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しています。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年07月30日時点での費用となります。
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