ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)の外壁材にはALCが用いられております
大田区池上にて外壁塗装をご検討中のお客様よりご依頼いただきまして現地調査を行ってまいりました。既存の外壁材はALCと言われるものでした。ALCはヘーベルハウス(旭化成)の外壁材としてよく使用されるもので、軽量で耐火性の高い外壁材です。ALCは気泡を含んだコンクリートなので断熱性も高く、しっかりとメンテナンスを行えば50年以上の耐用年数を誇ります。
ALCにはデメリットも存在します。1つ目はもともと吸水性が高い素材なので防水性に乏しく、水を吸ってしまうと水分が膨張した際にひび割れなどを引き起こします。ですのでしっかりと塗装によるメンテナンス行うことをオススメいたします。2つ目はつなぎ目が多いので目地が多くあるという事です。目地の劣化が起こるとそこから雨水が侵入してしまい、ALCパネルの劣化を早めることにもなりますので注意が必要です。
3つ目としては塗装を行う際に注意が必要という事です。先述の通り小さな気泡が多く含まれますので透湿性の低い塗料を塗ってしまいますと膨れなどの原因になってしまいます。ALCの外壁を塗装する際は透湿性の高い塗料を使用するようにしましょう。
外壁塗装の際には目地の打ち換えも行うことをオススメいたします
目地に苔が生えてきており、硬化も始まってきておりました。目地材として使用されることが多いコーキング材は経年劣化によって硬化し、ひび割れなどが生じてきてしまいます。ALCに限らずサイディングなどの塗装を行う際には目地の打ち換えも行うことをオススメいたします。目地の打ち換えには必然的に足場が必要になりますし、
一般的なコーキング材の耐用年数は5~7年程度なので時期的にはちょうどいい感じなのです。また、目地の打ち換えを行ってから上から塗装を重ねると、塗膜で目地が保護されますので耐用年数も伸びてきます。目地に使用するコーキング材としてオススメしているのはオート化学工業のオートンイクシードです。オートンイクシードはコーキング材でありながら15年強の圧倒的耐用年数を誇り、伸縮にも強いという現在販売されているコーキング材のなかで最強の逸品です。普通のものに比べて割高にはなりますが、目地の打ち換えなどの頻度を少なくなりますのでランニングコストはピカイチです。
今回は目地の打ち換えと外壁塗装でお見積りを作成させていただくことになりました。工事を行う際はなるべくまとめた方が足場代などを節約できますのでご検討ください。
私達、街の外壁塗装やさんでは新型コロナウイルス感染防止としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとありましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年07月26日時点での費用となります。
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