ALCとは（Autoclaved Lightweight aerated Concrete 軽量気泡コンクリート）の略で、成型の際に内部に大量の気泡を含ませることによって、軽量化したコンクリートを指し、耐火性があるのはもちろんのこと、耐震性にも優れた外壁材の一種です。
ALCは窯業系サイディングと同様に表面の加工を施すことによってさまざまな意匠性を出すことができます。窯業系のサイディングボードと大きく異なる点は、厚みがあることから防火性に優れているということでしょう。
しかしながら、18年間メンテナンスを行っていなかったという事で、苔が生え、黒ずみも生じておりました。
塗膜の劣化した外壁は撥水性を失い、外壁材が水を吸うようになってしまいます。もともと外壁材はセメントなどを主成分にしているので水を吸ってしまいますと耐久性が著しく低下してしまいます。
チョーキングが起きているようでしたら、早めにメンテナンスを行うようにいたしましょう。
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