室内への雨漏り調査を行いました
多摩市唐木田に物件を所有しているオーナー様より、外壁の方から室内への雨漏りしているようなので一度調査をしてほしいとのご依頼をいただきましたので現地へ行ってまいりました。入居者の方にお話をお伺いしたところ、普段はベッドに隠れていて気がつかなかったが、掃除をするのにずらしたら染みになっているのに気が付いたとのことでした。写真のように黒い染み(雨染み)ができている場合、雨漏りしている可能性が非常に高いです。一度点検をすることをおススメいたします。
巾木を少しめくってみると、中のベニヤ板が確認できました。水を吸ってしまい黒く変色しており、押すとふかふかした状態になっておりましたので、腐食が進んでしまっていました。
散水試験にて原因箇所の特定していきます
初回の調査で原因箇所であろうところに目星をつけて、オーナー様には散水試験での原因箇所特定をご提案させていただきました。散水試験は実際にホースで水を撒いてみて、雨漏りが発生するかを確認する調査方法で、雨漏り箇所の特定によく使われるものになります。建物の造りがRC造で、雨水が浸透してくるまでに時間がかかりますし、じわじわと水が出てくるのでオーナー様にご承諾いただき、雨漏りが発生している部分を開口して漏水が確認しやすいようにいたしました。
そうしたら実際に水を撒いていきます。水を撒く際には建物の下層から行っていきます。と言いますのも水が上から下に流れてくるので、上の方から散水試験を行うとそれよりも下に原因箇所があったとしてもはっきりと特定が出来なくなってしまうからです。
RC造は先述の通り水が出てくるまでに時間がかかりますので、根気よく一か所にかけ続けていきます。
水をかけ始めて50分程経過した段階で、室内側に変化が見られました。内壁からじわじわと水が出てきて、滴ってきました。その後、しばらくかけ続けたところ出てくる量が増えてきましたので、原因箇所の特定が出来ました。今回はサッシと防水層の取り合い部分に出来た隙間からの雨漏りでしたので、雨漏り箇所の簡易補修としてその部分のシール補修工事のご提案を行いました。散水試験の結果をもとに補修工事のお見積りを作成させていただくようになります。
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