世田谷区成城で外壁塗装工事をおこないます。 サイディング張りの外壁で目地のシールが劣化していてボロボロになっている、というのがお問合せのきっかけでした。サイディングは横張の場合ジョイント部分にタテに目地が入ります。目地の役割は雨水の浸入を防ぐことと、建物が動いた時に力を緩衝する役割があります。隙間を開けずにピッタリとくっつけて張ってしまうと、地震などで建物が揺れたときに力の逃げ道が無くなってしまい、外壁材が割れたり剥がれたりしてしまいます。そのために目地を設けて張って、雨水が入り込まない様にコーキングを打って仕上げます。
古いコーキングを撤去します
サイディングを張る際には目地部分にハットジョイナーという専用の部材を取り付けます。目地の幅に板金が盛り上がっていて、そこにはボンドブレーカー(画像の青い部分)があります。これは、コーキングが接着しない様にするためにあるのですが、『コーキングなのに接着しないの?』と疑問に思われるかもしれません。コーキングは使用する部分によって接着面が何面かが重要になります。サイディングの目地部分は動きがある部分になりますのでワーキングジョイント言います。
ワーキングジョイントは動きが大きいので、左右のサイディングと奥のハットジョイナーが接着する3面接着にしてしまうと力を逃がす部分が無くなってしまい、割れや剥がれに繋がってしまいます。そのため、サイディングの目地はボンドブレーカーを使用して奥は接着せずに、左右のサイディングにだけ接着させる2面接着で施工していきます。
弾力性が長持ちするオートンイクシード
サイディングの目地はどういうものかがお分かりいただけたかと思います。では、どのようなコーキング材が適しているのかについてお答えしていきます。動きがある部分ですので、弾力性がある事と耐久性が高いことがコーキング選びでは重要になります。今回は上から塗装工事をおこないますが、サイディングをあ新しくする場合は最後にコーキングを打って仕上げになりますので、常にむき出しの状態で紫外線や風雨にさらされてしまう事になります。
そこでおすすめなのは『オートンイクシード』です。非常に耐久性が高く弾力性が長持ちするコーキング材で、そのまま露出させた状態でも20年近く弾力性が保たれる材料です。サイディングの切れ端のあいだにオートンイクシードを打ったサンプルですが、折り曲げても非常に伸びが強く接着力も高いので、剥がれたり避けたりすることがありません。外壁の状態でここまで折れ曲がる事はありませんので、とても優秀なコーキング材であることがお分かりいただけたかと思います。
世田谷区成城でおこなう外壁塗装工事では、目地のコーキングにオートンイクシードを使用して耐久性の高い仕上がりにしていきます。
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