世田谷区野沢でテナントビルの屋上に設置されたキュービクルの塗装工事を検討してる建物の調査をおこないました。屋根などに若干サビが出ていますので、これ以上のサビが広がらない様にサビ止めの塗布をおこなったうえで塗装工事で仕上げていきます。
キュービクルの状態確認
テナントビルの屋上に設置されたキュービクルです。キュービクルとは高圧受電設備のことをいい、変電所から送られてくる高電圧の電気を100Vや200Vに降圧する受電設備を納めた箱の事を言います。マンションやテナントビルなどに設置されていて、金属の箱で造られているので定期的に塗装工事でのメンテナンスが必要になります。屋根部分が赤くなっているのですが、これは屋根がサビている状態ですので、腐食が進んで穴が開いてしまう前に塗装工事が必要になります。
サビ止めが重要です
塗料は経年によって劣化していきます。触ると粉が指先に付くことがありますが、これはチョーキングと言って塗膜が劣化しているサインです。撥水性が落ちているので、塗装面への影響が出てきてしまいます。キュービクルの様な鉄製のものは、塗膜が劣化してくるとサビが出てしまい、酷くなると穴が開いてしまう事もあります。そのようにならない様に必要なのはサビ止めです。現在出ているサビを除去してからしっかりとサビ止めを塗装する事で、サビが出にくくなり鉄部の劣化も抑えられます。
扉の枠も塗装します。外部を塗装するだけであれば問題ありませんが、扉を開けての作業が発生する場合は有資格者の立会いが必要になります。もし触ってしまったら大変危険ですので、東京電力などに立会いを依頼する事になります。キュービクルが乗っている架台のH鋼もサビが出ていますので、錆止めを塗布してから塗装工事をおこないます。キュービクルの塗装工事は大気にもよりますが、1㎡3,000~4,000程の価格になりますので、是非一度ご相談ください。
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