ノンアスベストスレートの塗装には注意が必要です
杉並区荻窪にお住いのお客様より、築17年が経過したので屋根と外壁の塗装を検討しているとのことでお伺いさせていただきました。まずは屋根の調査を行うべく屋根に登らせていただきましたところ、既存の屋根材はスレートでした。写真のスレートはエコシンプルという屋根材で2003年~2006年に製造されていたノンアスベストスレートです。2000年初期のノンアスベストスレートはアスベストの建材への使用の制限のあおりを受けて各メーカーが製造したスレートで、まだノンアスベストスレートの製造ノウハウが確立されておりませんでしたので耐久性に難のある製品になってしまいました。
そのため上記写真のようにひび割れの症状が出てしまったりしてしまう不具合が多く報告され、現在では廃盤になってしまいました。このような特性があるため塗装でのメンテナンスはあまりお勧めできません。ただし現在販売されているノンアスベストのスレートは製造技術の進歩から耐久性に関しての問題はクリアできておりますので塗装は問題なく行うことができます。使用されているスレートによってメンテナンス方法を変えていきましょう。
また、スレートの塗装を行う際には縁切りという作業は忘れずに行いましょう。縁切りを怠ると雨漏りを引き起こす場合もございます。せっかく塗装したのにすぐに雨漏りを起こしてしまったらもったいないですからね。
棟板金の補修、塗装も一緒に行いましょう
勾配屋根の場合、ほとんどの場合に棟板金が取り付けられております。近年では棟板金の素材がGL(ガルバリウム)鋼板を使用しており、錆難くなっておりますが絶対に錆びないという訳ではないので屋根の塗装を行う場合には併せて塗装を行いましょう。棟板金のメンテナンスとしては、釘浮きの補修などになります。内部の貫板の状況によっては棟板金の交換も必要になりますので、屋根の調査の際にはしっかりと確認いたします。
屋根の塗装は税込184,800円から承っております(屋根面積60㎡以下、足場別途)。使用する塗料によっては価格の変動がございますので詳しくはお問い合わせください。
私達、街の外壁塗装やさんでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとございましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年11月19日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。