窯業系サイディングの劣化症状は
杉並区井草にお住いのお客様よりお問い合わせいただきまして現地調査を行わせていただきました。既存の外壁材は窯業系サイディングが使用されておりました。窯業系サイディングの主成分はセメントなのでモルタル外壁同様に塗装が必要になります。特にサイディングの場合は厚みが14㎜~18㎜程度なのでひび割れが生じてしまうとV字カットなどができないので表面的な補修しかできません。根本解決するなら張り替えなければならないので費用的にもかさんでしまいます。ひび割れが生じてしまう前にしっかりとメンテナンスを行うことで未然に防ぐことが大切です。
塗膜の劣化症状であるチョーキングが生じておりました。初期の劣化症状の一つですが塗膜が紫外線の影響により劣化して塗料に含まれる顔料が表面に露出してしまう現象です。塗膜の劣化は撥水性の低下の一つの指標になりますので覚えておくと良いでしょう。
サイディングの場合は外壁のみならず目地の部分も気にしなければなりません。目地の劣化はサイディングの劣化にもつながりますし、最悪の場合は雨漏りにも発展する場合もありますのでお気を付けください。
屋根のメンテナンスにも気を付けましょう
屋根の塗装もご検討中とのことでしたので併せて確認を行いました。既存の屋根材はスレートでしたが、アスベスト非含有のコロニアルNEOという屋根材でした。この屋根材の特徴はノンアスベストのスレートなので耐久性が低いという事です。施工から10年経たずしてひび割れや欠けの症状が出始めてしまいます。そのため塗装を行ったとしてもその症状を止めることができず、メンテナンスの難しい屋根材として知られております。よくいる塗装業者のパターンですと補修してから塗れば大丈夫という事をよく耳にしますが、今あるひび割れを補修してもすぐに新しくひび割れてきてしまうので結局はいたちごっこになります。
既存の屋根材がノンアスベストのスレートだった場合、塗装によるメンテナンスは長期的に見た時にはあまりお勧めのできない工事になります。
今回は外壁塗装工事のお見積りを行わせてだくことになりました。外壁塗装工事は選べる塗装プランとして税込657,800円から承っております(総2階、25坪まで)。建物の形状や外壁材、使用する塗料によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
私達、街の外壁塗装やさんでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとございましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年02月04日時点での費用となります。
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