スレートの塗膜が劣化しておりました
町田市南成瀬にお住いのお客様よりお問い合わせいただき、屋根の調査に行ってまいりました。既存の屋根材はニューコロニアルというアスベスト含有スレートスレートで、以前塗装によるメンテナンスを行ったそうなのですが、塗膜の劣化が起きてチョーキングが生じておりました。チョーキングとは塗料に含まれる顔料が露出してくる症状で、太陽光の影響により塗膜が劣化すると生じる現象です。チョーキングは塗膜の劣化のサインで一番簡単なチェック方法なので、ご自宅の外壁などで試してみてください。
ただし、外壁が窯業系サイディングで2001年以降にお家を建てられたという方は、サイディングに難付着サイディングが使用されている可能性がありますので、チョーキングが出ていない可能性があります。
判断が難しいので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
棟板金も錆が生じておりました。よくお家の屋根にはアンテナが立っておりますが雨風に曝されることでサビてしまい、その錆汁が板金部分に落ちることでもらい錆が生じたのだと思われます。金属は錆が生じてしまうと耐久性が著しく低下してしまいます。錆が発生する前に塗装するか、サビたとしても錆止めを入れて錆がこれ以上進行しないようにすることが大事です。
屋根の上は他にもメンテナンスする箇所があります
屋根は屋根材の他にもメンテナンスしなければならない箇所がたくさんあります。その中でも棟板金と天窓はしっかりとメンテナンスをしなければのちのち大きなトラブルになる可能性のある箇所なのでお気をつけください。棟板金は経年劣化によって釘浮きなどが生じてきます。この原因は貫板という棟板金の下地に木材が使用されており、時間とともに痩せてきてしまうので固定が甘くなり釘が浮いてきてしまうのです。棟板金は屋根の取り合い部分を覆う部分でここがなくなってしまうと雨漏りにつながる可能性がある部材です。もちろん築浅であれば防水紙もまだまだ現役なのですぐに雨漏りを起こすことはないかもしれませんが、築年が経ってくるとその防水紙も劣化してくるのでより注意が必要です。
次に注意する箇所は、天窓(トップライト)です。天窓は採光目的で取り付けられますが、メンテナンスを怠ると雨漏りを生じる可能性のある個所になります。おおよその目安にはなりますが、通常天窓の寿命は20年程と言われております。しかし、20年経ったからと言ってどこのご家庭も天窓の交換をしているわけではありませんよね。
天窓のメンテナンスを行う際は、雨仕舞やガラス周りのパッキンなど細かな部分からでも対応ができます。足場を組んで工事を行う際にはついでにこういった細かな部分も修繕をしてあげましょう。
今回は棟板金の交換と屋根の塗装工事でお見積りを作成させていただくことになりました。今後のライフプランに合わせてのご提案できればと思いますのでご自宅のメンテナンスをご検討中の方は是非お問い合わせください。
屋根の塗装工事は税込415,800円から承っております(屋根面積60㎡、弱溶剤シリコン塗料使用の場合)。屋根の形状や材質、使用する塗料のグレードによって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年05月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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